クリスマスにラヴを
というわけで、あと1ヶ月でクリスマスだ。斜に構える人も多いように見えるイベントだが、胸に手を当てて考えてみれば、素直に楽しんでも悪いことは何一つ無い。
アンチクリスマスなんてもう古い。一歩先を行く人になるために、ここはあえて今からクリスマスのための準備を始めよう。世はまさにクリスマス戦国時代である。
情熱がぼくに赤いシャツを着させた
恋人をつくってスタートダッシュを決めろ
クリスマスに恋人と過ごしたいあなたが、まずはじめにしなければならないのは恋人づくりだ。
恋人がいるならこの行程は飛ばしてもらってかまわな。いない人は手っ取り早く出会い系サイトで見つけよう。今日中に。これが最初の一歩。
これがないと始まらない
部屋をパーティ風に飾ってうっとり気分
クリスマスまでまだ時間があると思っている人は意識が低い。受験勉強とクリスマスの準備は一日でも早いほうがいいというのがスタンダード。
クリスマスを恋人と楽しむために、今のうちに部屋をクリスマスパーティっぽく飾っておこう。これから1ヶ月クリスマス気分で過ごすことで意識を高めていく効果もある。
あっという間に気分が高まる
彼女の指輪のサイズに注目
早速だがクリスマスプレゼントの準備のことは考えているだろうか? うかうかしている暇はない。クリスマスはすぐそこまでやってきている。
そこで指輪のプレゼントなんてどうだろうか。指輪はデザイン以前に付ける人のサイズが大事だということは言うまでもない。
指輪のサイズ表を暗記して、彼女の指のサイズがいくつなのか一瞬でわかるようにしておくべきである。
繰り返すことで頭に叩きこもう
愛の言葉が彼女の心を刺激する
物質的なプレゼントだけというのもいかがなものだろう。クリスマスという聖なる日には、精神的な触れ合いも大切にしたいものだ。
まごころと愛をこめたとっておきのポエムを捧げるというのもいいかもしれない。即興で、というのも難しいので予め綴っておこう。心と心が繋がることを期待して。
とりあえず韻を踏んでみた
ポエムを破棄して現実を知れ
翌日あたりに正気に戻ってきたら、その愛のこもったポエムとかいう、異形の魔物は破棄しておこう。
目を覚ませ!
会得しておきたい喜び術
プレゼントはあげるばかりではない。さて、あなたは人からプレゼントを貰ったときに素直に喜ぶことができるだろうか?
ぼくのように、「これは欲しかったものか?」「趣味にあったものか?」「プレゼントと自分のイメージの関係は?」といろいろ考えてしまって、素直に喜ぶことができないことがある人も多いのではないだろうか。よくないことだ。
極上のクリスマスを演出するには、貰ったプレゼントがどんなにしょうもなくても大喜びすることが不可欠である。あらかじめ練習しておこう。
何事も訓練次第だ。
イルミネーションとキャトルミューティレーションの微妙な違い
クリスマスのきらびやかなイルミネーション。カップルなら抑えておきたい風物詩だが、なんと、ここにも落とし穴が。
イルミネーションとキャトルミューティレーションは語感がよく似ているので間違えてしまう初心者がいるという。誰も語らなかった真実である。(キャトルミューティレーションとは、宇宙人とかが家畜の牛をくり抜いちゃう事件のことです。)
細かいことではあるが、間違えないよう予めチェックしておいてもいいのではないだろうか。ひとつひとつの積み重ねがクリスマスを充実させるのだ。
クリスマス満点男を目指そう
資金としての砂金
ワンランク上のクリスマスを過ごすのに重要なファクターになってくるのが、やはりお金。シビアな問題だけれども、ちょっとした工夫で未来が左右してくるぞ。
一部地域の川には砂金が紛れているそうだ。ぜひ挑戦してみる価値はある。それがダメだった場合‥‥
もしものときの寄付頼み
一つの手段として寄付を募ってみるのはどうだろうか。こちらの場合は日頃の行いが未来を左右させる。
攻めの姿勢で他人の善意に語りかけよう
ToDoカレンダー
最後に、今まで紹介したクリスマスまでにやっておきたいToDoを含んだカレンダー、名付けて「クリスマスまでにやっておきたいことToDoカレンダー」を作ったので公開しておこう。
毎日ひとつずつの予定をこなしていくことで、着実にあなたは豊かなクリスマスへと近づいていくこと間違いなしである。
それにしてもロシア民謡の「一週間」みたいなカレンダーになってしまった。
予定を立てると気持ちが高まる
どうだろう、これをやりこなせばクリスマスの達人になれること間違いなしだろう。眺めるだけで、そこらのクリスマスを消費するような奴らと自分は違うんだという、高揚した意識が感じられるようになってくるはずだ。
全てこなすことは難しいかも知れないが、なによりToDoをセットすると気持ちが高まる。できるかできないかは別にして、夢を持ったり、そういうことが大事なのではないか。そして、それがクリスマスなのだ。