※この記事では、一部刺激的な写真にモザイク処理をしております。
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豚の丸焼きやりますよ
@niftyのサイトで、デイリーポータルZのライター陣も執筆している「
地球のココロ」の担当者池田さんから「豚の丸焼きをするので来ませんか?」という誘いがあった。
池田さんは、以前僕が書いた「
豚の足一本分のハムを買ってしまった」という記事を読んで生ハムを購入したという強者だ。
今回、豚の丸焼きをしたくて、生ハムと同じお店から、子豚を一頭買ってしまったというのだ(→
この商品)。
もちろん行きます! と二つ返事で丸焼き会場に向かった。
悲しいことに大雨が降った
思ったより豚だ
今日は「豚の丸焼き」という言葉に魅せられた人達が20名も集まるという。
あいにくこの日は土砂降りの雨となったが、天気のせいでキャンセルするひとは出ていない。
さすが豚の丸焼。天候をものともしないのだ。
その丸焼きのモトとなる子豚は、思ったよりも豚だった。
ちょっとひいてしまうビジュアル(モザイクなしの記事は
2ページ目へ)
ほんのりとヒゲなんかはやしちゃって
広げてすり込む
届いた子豚は、内臓を外すなど下処理されていた。
ぎゅっと閉じた状態なので、まずはそれを広げて、そこに塩とハーブをすり込む。
広げるのはちょっとした力仕事でした
率直にいうと、この時点の子豚はちょっとグロテスクである。
僕はこれくらいなら平気だが、だめなひとはだめだろう。
でも、いつも食べている肉も、こういう工程を経ているはずで、グロテスクだなと思う気持ちと同じくらいに、食べ物への感謝の念もおぼえた。
塩とハーブをすり込む
ハーブをすり込んだら食べ物っぽくなった
池田さん達は手慣れた様子で(初めてなのになんで手慣れてるんだろう)、子豚にハーブと塩とオリーブオイルをすり込んでいった。
そうすると、子豚が食べ物っぽくなってきたのだ。
この境目はなんだろうか。
ただ、家に帰って写真を確認したら、やっぱり子豚に見えて、これは実際に手で触れて調理してみないとわからない感覚なのかもしれない。
現場では食べ物っぽくなったように見えた
丸焼きマシーン1号
子豚は、手作りの丸焼きマシーンを使用するらしい。
鉄のパイプで組まれた、非常にシンプルだけど効率的なマシーンだ。
これに豚を吊して、下にから炭火コンロであぶるのである。
シンプルだけどしっかりしている
準備OK
豚を、アルミホイルで巻いた木の棒に縛り付けて準備は完了。
あとはさっきのマシーンに吊して火を付けるだけだ。
豚を棒に縛り付けて焼く
棒についた子豚を持ち上げると、ずっしりと重い。
子豚は約4.5kg、見た目はそれほど大きくないのだが、その印象よりも重かった。
けっこうずっしりとしている
丸焼きます
さて、ここまで淡々と作業を進めているように書いてきたが、実際の現場は、なんというか、グルーブ感のような雰囲気に包まれていた。
目の前にいるのは、生き物としての子豚で、それが自分たちの手で食料となっていく。
このことが、自分の中にある野生的な部分を刺激するのか、とてもハイな気分になるのである。
焼けろよ焼けろ~
豚の丸焼きは、強火の遠火でじっくりと焼いていくのがおいしいらしい。
ということで、微妙に豚の高さを調節しながら、炭火にあてる。
そうすると少しずつ表面に焼け色がついてきた。
だんぜん旨そう。
こりゃたいへんなしあわせが待ちかまえているのではないだろうか。
針金の長さで焼き加減を調整しながら
まだまだ焼きます
表面がこんがりとしてきたが、中まで火が通るには時間がかかる。
すこしずつ回転させながら、じっくりと焼かねばならない。
しあわせはまだお預けだ。
表面はすごくいい色になってきた
みなさんにうまく伝わるか自信がないのだが、焼かれている豚が、とてもかわいいのだ。
そしておいしそう。
こういう感覚は、いままで味わったことがない。
かわいい動物をおいしそうと思う、どっちの気持ちも持ちあわせているというのがとても不思議だ。
しかも、両極端なはずの感情のあいだに、壁のようなものがまるでない。
複雑な思いを抱きつつ、撮影
焼けるまでの間に絶品スペアリブ
命の恵みに感謝しつつ焼き上がりを待つ間に、スペアリブができたよーという声が聞こえた。
参加者のアンディさん(同僚のご主人)特製のノースカロライナ風ソースで焼いたスペアリブだという。
空腹がピークに達していたのでまっさきにかじりついた。
ノースカロライナ風スペアリブですって
なんでもアンディさんは、毎週末友人達とスペアリブを焼いて、味と焼き加減の研究をしているとのこと。
さすがの研究成果で、スペアリブはちょっとよろけてしまいそうなほどのうまさだった。
よくある甘いソースではなく、酸味がきいていて僕好みの味だ。
「この味だったら、お店出せますよ」と言ったら、「それが夢なんだ」って。
いずれお店を出したら、オープン日にいこう。
肉マイスターのアンディ(ちなみに、手に持ってるのはショーチュー・ストレート)
アンディ大活躍
そんなアンディさんが、スペアリブを焼き終えて、子豚の丸焼きを手伝ってくれた。
皮はもう十分焼けたので、アルミホイルを全体に巻くといいとのこと。
そしてすさまじい手際で豚にぐるぐると巻いていった。
かっこいいぜ、アンディ。
アルミホイルを巻きたまえよ
そして、トムとジェリーの中でバーベキューをする時に出てきたような、二股になった大きな鉄串で、豚のお尻を刺して火の通りぐあいを確かめている。
その際、若干の下ネタをはさみつつ。
火の通りを鉄串で確かめる
雨強まる
開始直後から降っていた雨は、さらに強まってきた。
視界が悪くて、男子トイレと女子トイレの見分けがつかなくなる参加者が出るほどの豪雨だ。
それでもみんな、じっと焼け上がりを待っている。
みんな靴をぐしょぐしょにして焼けるのを待つ
アンディから「オッケー」が
すっかり鍋奉行ならぬ丸焼き奉行となったアンディさん、肉の表面温度を手で触ったり、串をさしたりしながら焼き加減を確認し、ついにOKのサインを出した。
会場からは歓声と拍手がおこった。
思わず拍手が起こる
丸焼きマシーンから子豚をおろし、巻いてあったアルミホイルを外すと、みんなが「おお!」という声を上げるほどにこんがりと焼けた子豚のローストが現れた。
なんかもうすべてが満ち足りている時間である。
想像していた丸焼きどおりに仕上がった
これをどうするのだ
さあ食うぞ、という段階なのだが、はたしてこの丸焼きを、どうやって食べればいいのやら。
たぶん、アンディさんがいなかったら、焼きたてほやほやの丸焼きを前に、しばし途方に暮れていただろう。
そう、ここでもアンディさんが大活躍なのである。
どうやって食えばいいのか
丸焼きを縦にして、ナイフをささっと入れて、丸焼きをそぎ落としていくアンディさん。
まるで職人のような手際の良さだ。
職人のように切り分ける
はさみも使って
ある程度そぎ落としたところで、こんどはハサミを使って骨の部分についた肉を切り落とす。
なるほど、そうやるのか。
そしてまたナイフを器用に使って、細かい肉を取り分けていく。
この作業、見ているだけでも楽しい。
もちろん食いたいけど。
見とれてしまう手際の良さ
つまみ食い
切り分けている途中、自然とみんなの箸が伸びていく。
待ちきれなくてつまみ食いをはじめたのだ。
これも丸焼きの醍醐味だろう。
行儀よく椅子に座って待っているんじゃ、丸焼きはエンジョイできない。
豚足部分をつまみ食い
「あ、肉だ」というかなりリアルなコメント
できました
焼きはじめてから4時間半、ついに丸焼きの完成である。
やはりうまいものにありつくには時間が必要なのだ。
そう自分に思い込ませ続けた4時間半であった。
さあ食うぞ。
待ちに待った。待った待った!
スペアリブですな
ありゃま、豚肉革命
いままで食べてきた豚肉たちには申し訳ないが、過去がかすむほどのうまさだ。
ありゃりゃりゃ、これまたどうしたことか、軟らかくて肉の味が濃い。
それでいてそれほど油っこすぎず、しっとりとしている。
豚肉ってこんなに軟らかかったのか。
なにこのやわらかさ
ほかの参加者たちも僕と同様によろこんでいる。
肉をほおばるたびにどんどん顔がほころんでいくのである。
よろこびの連鎖が会場に起こった。
大雨なんてもろともせず、全員がしあわせになった。
「おいしー」その1
「おいしー」その2
「おいしー」その3
「おいしー」その4
うまいというのはこういうことだ
豚の丸焼きはうまかった。
もちろん、この記事をなんとかわいそうな、と思って読まれる方がいるかもしれないのも理解できる。
実際に僕も、調理し始めから食べ終わるまで、そういう気持ちがなかったわけではない。
普段、うまいなこれー、などと言いながらフライドチキンやハンバーグを食べているが、おいしいものを食べるというのはかわいそうの反対のことなのだ。
たぶん明日くらいにはすっかり忘れて何にも感じずにソーセージとか肉まんを食べることになってしまうと思うが、たまにはそのうまさに感謝しようと思う。
※これはモザイクなしのページです※
※この記事では、一部刺激的な写真が含まれています。
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豚の丸焼きやりますよ
@niftyのサイトで、デイリーポータルZのライター陣も執筆している「
地球のココロ」の担当者池田さんから「豚の丸焼きをするので来ませんか?」という誘いがあった。
池田さんは、以前僕が書いた「
豚の足一本分のハムを買ってしまった」という記事を読んで生ハムを購入したという強者だ。
今回、豚の丸焼きをしたくて、生ハムと同じお店から、子豚を一頭買ってしまったというのだ(→
この商品)。
もちろん行きます! と二つ返事で丸焼き会場に向かった。
悲しいことに大雨が降った
思ったより豚だ
今日は「豚の丸焼き」という言葉に魅せられた人達が20名も集まるという。
あいにくこの日は土砂降りの雨となったが、天気のせいでキャンセルするひとは出ていない。
さすが豚の丸焼。天候をものともしないのだ。
その丸焼きのモトとなる子豚は、思ったよりも豚だった。
ちょっとひいてしまうビジュアル
ほんのりとヒゲなんかはやしちゃって
広げてすり込む
届いた子豚は、内臓を外すなど下処理されていた。
ぎゅっと閉じた状態なので、まずはそれを広げて、そこに塩とハーブをすり込む。
広げるのはちょっとした力仕事でした
率直にいうと、この時点の子豚はちょっとグロテスクである。
僕はこれくらいなら平気だが、だめなひとはだめだろう。
でも、いつも食べている肉も、こういう工程を経ているはずで、グロテスクだなと思う気持ちと同じくらいに、食べ物への感謝の念もおぼえた。
塩とハーブをすり込む
ハーブをすり込んだら食べ物っぽくなった
池田さん達は手慣れた様子で(初めてなのになんで手慣れてるんだろう)、子豚にハーブと塩とオリーブオイルをすり込んでいった。
そうすると、子豚が食べ物っぽくなってきたのだ。
この境目はなんだろうか。
ただ、家に帰って写真を確認したら、やっぱり子豚に見えて、これは実際に手で触れて調理してみないとわからない感覚なのかもしれない。
現場では食べ物っぽくなったように見えた
丸焼きマシーン1号
子豚は、手作りの丸焼きマシーンを使用するらしい。
鉄のパイプで組まれた、非常にシンプルだけど効率的なマシーンだ。
これに豚を吊して、下にから炭火コンロであぶるのである。
シンプルだけどしっかりしている
準備OK
豚を、アルミホイルで巻いた木の棒に縛り付けて準備は完了。
あとはさっきのマシーンに吊して火を付けるだけだ。
豚を棒に縛り付けて焼く
棒についた子豚を持ち上げると、ずっしりと重い。
子豚は約4.5kg、見た目はそれほど大きくないのだが、その印象よりも重かった。
けっこうずっしりとしている
丸焼きます
さて、ここまで淡々と作業を進めているように書いてきたが、実際の現場は、なんというか、グルーブ感のような雰囲気に包まれていた。
目の前にいるのは、生き物としての子豚で、それが自分たちの手で食料となっていく。
このことが、自分の中にある野生的な部分を刺激するのか、とてもハイな気分になるのである。
焼けろよ焼けろ~
豚の丸焼きは、強火の遠火でじっくりと焼いていくのがおいしいらしい。
ということで、微妙に豚の高さを調節しながら、炭火にあてる。
そうすると少しずつ表面に焼け色がついてきた。
だんぜん旨そう。
こりゃたいへんなしあわせが待ちかまえているのではないだろうか。
針金の長さで焼き加減を調整しながら
まだまだ焼きます
表面がこんがりとしてきたが、中まで火が通るには時間がかかる。
すこしずつ回転させながら、じっくりと焼かねばならない。
しあわせはまだお預けだ。
表面はすごくいい色になってきた
みなさんにうまく伝わるか自信がないのだが、焼かれている豚が、とてもかわいいのだ。
そしておいしそう。
こういう感覚は、いままで味わったことがない。
かわいい動物をおいしそうと思う、どっちの気持ちも持ちあわせているというのがとても不思議だ。
しかも、両極端なはずの感情のあいだに、壁のようなものがまるでない。
複雑な思いを抱きつつ、撮影
焼けるまでの間に絶品スペアリブ
命の恵みに感謝しつつ焼き上がりを待つ間に、スペアリブができたよーという声が聞こえた。
参加者のアンディさん(同僚のご主人)特製のノースカロライナ風ソースで焼いたスペアリブだという。
空腹がピークに達していたのでまっさきにかじりついた。
ノースカロライナ風スペアリブですって
なんでもアンディさんは、毎週末友人達とスペアリブを焼いて、味と焼き加減の研究をしているとのこと。
さすがの研究成果で、スペアリブはちょっとよろけてしまいそうなほどのうまさだった。
よくある甘いソースではなく、酸味がきいていて僕好みの味だ。
「この味だったら、お店出せますよ」と言ったら、「それが夢なんだ」って。
いずれお店を出したら、オープン日にいこう。
肉マイスターのアンディ(ちなみに、手に持ってるのはショーチュー・ストレート)
アンディ大活躍
そんなアンディさんが、スペアリブを焼き終えて、子豚の丸焼きを手伝ってくれた。
皮はもう十分焼けたので、アルミホイルを全体に巻くといいとのこと。
そしてすさまじい手際で豚にぐるぐると巻いていった。
かっこいいぜ、アンディ。
アルミホイルを巻きたまえよ
そして、トムとジェリーの中でバーベキューをする時に出てきたような、二股になった大きな鉄串で、豚のお尻を刺して火の通りぐあいを確かめている。
その際、若干の下ネタをはさみつつ。
火の通りを鉄串で確かめる
雨強まる
開始直後から降っていた雨は、さらに強まってきた。
視界が悪くて、男子トイレと女子トイレの見分けがつかなくなる参加者が出るほどの豪雨だ。
それでもみんな、じっと焼け上がりを待っている。
みんな靴をぐしょぐしょにして焼けるのを待つ
アンディから「オッケー」が
すっかり鍋奉行ならぬ丸焼き奉行となったアンディさん、肉の表面温度を手で触ったり、串をさしたりしながら焼き加減を確認し、ついにOKのサインを出した。
会場からは歓声と拍手がおこった。
思わず拍手が起こる
丸焼きマシーンから子豚をおろし、巻いてあったアルミホイルを外すと、みんなが「おお!」という声を上げるほどにこんがりと焼けた子豚のローストが現れた。
なんかもうすべてが満ち足りている時間である。
想像していた丸焼きどおりに仕上がった
これをどうするのだ
さあ食うぞ、という段階なのだが、はたしてこの丸焼きを、どうやって食べればいいのやら。
たぶん、アンディさんがいなかったら、焼きたてほやほやの丸焼きを前に、しばし途方に暮れていただろう。
そう、ここでもアンディさんが大活躍なのである。
どうやって食えばいいのか
丸焼きを縦にして、ナイフをささっと入れて、丸焼きをそぎ落としていくアンディさん。
まるで職人のような手際の良さだ。
職人のように切り分ける
はさみも使って
ある程度そぎ落としたところで、こんどはハサミを使って骨の部分についた肉を切り落とす。
なるほど、そうやるのか。
そしてまたナイフを器用に使って、細かい肉を取り分けていく。
この作業、見ているだけでも楽しい。
もちろん食いたいけど。
見とれてしまう手際の良さ
つまみ食い
切り分けている途中、自然とみんなの箸が伸びていく。
待ちきれなくてつまみ食いをはじめたのだ。
これも丸焼きの醍醐味だろう。
行儀よく椅子に座って待っているんじゃ、丸焼きはエンジョイできない。
豚足部分をつまみ食い
「あ、肉だ」というかなりリアルなコメント
できました
焼きはじめてから4時間半、ついに丸焼きの完成である。
やはりうまいものにありつくには時間が必要なのだ。
そう自分に思い込ませ続けた4時間半であった。
さあ食うぞ。
待ちに待った。待った待った!
スペアリブですな
ありゃま、豚肉革命
いままで食べてきた豚肉たちには申し訳ないが、過去がかすむほどのうまさだ。
ありゃりゃりゃ、これまたどうしたことか、軟らかくて肉の味が濃い。
それでいてそれほど油っこすぎず、しっとりとしている。
豚肉ってこんなに軟らかかったのか。
なにこのやわらかさ
ほかの参加者たちも僕と同様によろこんでいる。
肉をほおばるたびにどんどん顔がほころんでいくのである。
よろこびの連鎖が会場に起こった。
大雨なんてもろともせず、全員がしあわせになった。
「おいしー」その1
「おいしー」その2
「おいしー」その3
「おいしー」その4
うまいというのはこういうことだ
豚の丸焼きはうまかった。
もちろん、この記事をなんとかわいそうな、と思って読まれる方がいるかもしれないのも理解できる。
実際に僕も、調理し始めから食べ終わるまで、そういう気持ちがなかったわけではない。
普段、うまいなこれー、などと言いながらフライドチキンやハンバーグを食べているが、おいしいものを食べるというのはかわいそうの反対のことなのだ。
たぶん明日くらいにはすっかり忘れて何にも感じずにソーセージとか肉まんを食べることになってしまうと思うが、たまにはそのうまさに感謝しようと思う。