特集 2011年11月17日

八重山離島巡り

日本最南端の有人島、波照間島

竹富島の次は、波照間島を訪れた。

波照間島は「果てのうるま(サンゴ島)」という語源の通り、八重山諸島最南端の島である。有人島では日本最南端の島でもある。

最南端の島という事で知名度が高い為か観光客もそこそこ多く、思っていた以上に高速船が混んでいた。
竹富島の航路とは比較にならないくらいの波だ
竹富島の航路とは比較にならないくらいの波だ
石垣島から一時間程で波照間島に到着
石垣島から一時間程で波照間島に到着
穏やかなサンゴの海を行く竹富島の船は、揺れがほとんど気にならなかったが、波照間島の船は外洋に出る為、なかなか揺れる。

しかしそれはフェリーのような揺れではなく、船体が高い波に乗り上げて落ちる際に発生するものだ。ジェットコースターや飛行機が落下する時などに「ふわっ」と感じるアレである。
波照間港に描かれた「んぎしたおーりょー」
波照間港に描かれた「んぎしたおーりょー」
ちなみに、沖縄本島では「ようこそ」を「めんそーれ」というが、石垣島や竹富島では「おーりとーり」という。そしてこの波照間島では「んぎしたおーりょー」だそうだ。八重山では島ごとに方言が違うのである。凄いものだ。

波照間港でレンタサイクルを借りた私は、まずは港に近いニシ浜を目指す事にした。さぁ、波照間島のビーチはいかほどか。
うわ、ビーチに着く前から分かっちゃった
うわ、ビーチに着く前から分かっちゃった
とんでもなく綺麗なビーチだって
とんでもなく綺麗なビーチだって
いやぁ、驚いた。竹富島のビーチも美しかったが、ここはさらにその上を行くかもしれない。

真っ白な砂浜が続く遠浅の海。その海の色は、一面ミルキーな水色である。
え、なに、ここ、天国?
え、なに、ここ、天国?
うん、天国だね
うん、天国だね
このままこの美しい海をボケーっと見ていても全く構わないのだが、記事として書く以上、もう少し色々見て周らないワケにはいかんだろう。

岩の陰でうとうとしたい欲求を抑えつつ、私は再び自転車に飛び乗り、島の中心集落に向かった。竹富島は極めて平坦な島であったが、波照間島は比較的起伏が多く、ちょっとばかり疲れた。
石垣が続く波照間島の中心集落
石垣が続く波照間島の中心集落
思っていた以上に良い雰囲気だ
思っていた以上に良い雰囲気だ
伝統建築もかなり残っている
伝統建築もかなり残っている
波照間島もまた、赤瓦の伝統家屋が結構多く残っている。

竹富島ほど整ってはいないけれど、磨けば光る逸材だと思う。丁寧に家屋や石垣を修理していけば、竹富島に並ぶ町並みの島になるのではないだろうか。そう思った。
新発見、シーサーが乗る屋根にも、目と角が!
新発見、シーサーが乗る屋根にも、目と角が!
最南端の自販機はコカコーラを熱烈プッシュ
最南端の自販機はコカコーラを熱烈プッシュ
波照間島にも琉球時代の遠見台がある
波照間島にも琉球時代の遠見台がある
ここでもやはり、のろしを上げていたそうだ
ここでもやはり、のろしを上げていたそうだ
さて、波照間島に来たからには、行っておかねばならない場所があるだろう。そう、最南端の岬である。

その場所は、波照間島の南東部。北西にある波照間港の、真裏にあたる位置だ。
はい、これが最南端の島の、最南端
はい、これが最南端の島の、最南端
その海岸線は……断崖絶壁!
その海岸線は……断崖絶壁!
あまりに美しいニシ浜を見た後では、同じ島とは思えないくらいに荒々しい光景である。二時間ドラマのラストシーンに使っても良いくらいだ。岩崎宏美の曲が流れてきそう。

まさに、最果ての地というにふさわしい、そんな雰囲気ですな。
石灰岩の岩ゴロゴロ
石灰岩の岩ゴロゴロ
飛沫を上げる荒波に、南の島のイメージが変わった
飛沫を上げる荒波に、南の島のイメージが変わった
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