特集 2011年10月31日

しょうゆかけすぎ機とUSBしょうゆ差し

明日のしょうゆかけすぎについて考える

やるべきことはやったように思う。しょうゆのかけすぎを機械化し、さらに自動化した。愉快な食卓が、無感情でしょうゆをかけすぎるディストピアと化した。実験動画を通して、筆者がコロッケにはしょうゆ派である、ということもさりげなくアピールできた。いいだろう、上々じゃないか。

一仕事終えた満足感。お菓子でも食べながら休憩しつつ、携帯電話のことを考えていた。

考えてみれば、お財布ケータイだってワンセグだって、要らんなーと思っていたものがなんだかんだで普及していたりする。カメラ付き携帯だって最初は「なんで電話にカメラ??」って思ったものだ。それが今ではなくてはならない機能。

要らん機能がけっきょく血肉となっていくこともあるはずだ。
やるしかない。かけすぎ機3号。

オプション(別売)

新機能の心臓部はこれ
新機能の心臓部はこれ
これはチルトスイッチという部品である。直立しているときは2つの端子が繋がっているが、傾けると遮断される。
動作例。傾きでLEDのON/OFF
動作例。傾きでLEDのON/OFF
このチルトスイッチの両極にそれぞれ銅線を接続
このチルトスイッチの両極にそれぞれ銅線を接続
銅線の先はUSB端子に接続する
銅線の先はUSB端子に接続する
この黄色いゴムチューブは
この黄色いゴムチューブは
ライターであぶると収縮して、ケーブルの継ぎ目を固定してくれる
ライターであぶると収縮して、ケーブルの継ぎ目を固定してくれる
いっぽう、かけすぎ機の本体側にはUSBポートをつけた
いっぽう、かけすぎ機の本体側にはUSBポートをつけた
ここの端子はUSBである必要は全くないのだが、家に余ってるのがこれしかなかったのだ。
チルトスイッチは、新しく用意した別のしょうゆ差しに貼り付ける。目立つとかっこ悪いのでラッコシールでカモフラージュ
チルトスイッチは、新しく用意した別のしょうゆ差しに貼り付ける。目立つとかっこ悪いのでラッコシールでカモフラージュ
どう見てもよけいに目立っていたのでセロハンテープに変更
どう見てもよけいに目立っていたのでセロハンテープに変更
完成・全体図
完成・全体図
さまざまな事情が相互作用して、「USB接続のしょうゆ差し」という異常なものが完成した。しょうゆかけすぎ機専用オプションだ。
ちなみにこの適当なデバイスをパソコンに接続すると、(USB規格の仕様書を見る限りでは)即故障しない程度の弱い負荷をかけ続けることができる。

このじわじわ害するさじ加減は、人間にとってのしょうゆかけすぎ(塩分とりすぎ)と似ている。

3号機、完成

新しい方のしょうゆ差しにもしょうゆを入れておく
新しい方のしょうゆ差しにもしょうゆを入れておく
この3号機、一体どういう動きをするのかは、実際に動画で見ていただこう。
最初に手に取っている方が、新しく増設した、USBしょうゆ差しである。
人間が適量のしょうゆをかける気配を一瞬早く察知し、すかさずしょうゆをかけすぎてくれる。しょうゆかけすぎアシスト機能とでも言おうか。

2号機のクールさから一変、「意地でも適量のしょうゆでは済まさせない」という気概のようなものを感じる。
その気概がもたらした結果
その気概がもたらした結果
辛っ…
辛っ…
こうして強力なオプションデバイスが完成し、しょうゆかけすぎ機業界も年末商戦準備万端である。

まだ終わっちゃいない

実はこのアシスト機能をさらに強化した、「人間が適量のしょうゆをかけようとするとすかさず遠くから走ってきてしょうゆをかけすぎた上で去っていく」機能をつけたかったのだが、無線通信やしょうゆ皿の所在地センシング、走行経路のコントロールなど技術的な困難が多かったため、今回は見送りとなった。
しょうゆかけすぎ機の進化はまだ終わっちゃいないのだ。

最後に、ここまで読んでくれた読者のみなさまに、一言だけ言っておきたい。
高血圧には気をつけようぜ。
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