必要なのか、粉
コイツですね、マフィン。イングリッシュマフィンって名前らしいよ。
皆さんご存じ、マフィン。ケーキみたいなヤツと同名、マフィン。紛らわしい。
こっちのマフィンはトーストすると外がカリカリ、中はモッチリで美味い。凄く美味い。けれど、粉なのだ。凄く粉。
田舎でもこんな星空見えない。
唯一のデメリットが粉。食べたらそこら中が粉。焼くために割るだけで皿に星空が見えるくらいに粉。
まぁ、美味いからしょうがないよなー。と思っていたけれど、この粉、自ら進んで粉まみれにしているらしい!えっ!?!?
いつも卵とベーコンを挟んで食べます。
なにやらこの粉は製造過程で必ず付く物では無く、わざわざ振りかけているらしい。ええっ、そうなの!?わざとなの!?
おっさんのクシャミが大きくてうるさいけど生理現象だから仕方ないよな。って思ってたら、おっさんがクシャミは大きめの方が男らしいから大きめにしてる。って言いだしたみたいな衝撃。そこは押さえられるなら押さえようよと。
レタス挟んだら一気に見栄えがドーン
マジか、マジか。粉、いる?いる?その気持ちが抑えられない。食感を良くする為に付いているらしいが、効果の程がよく分からない。
THE・粉
当サイト編集部の石川さんは「焼いたらトースターが粉まみれになるから食べない」と言っていた。
そんな、野球がしたいけれど野球部に入ったら坊主にしなきゃいけないから野球をしない。みたいな状況になるくらいなら粉は無くて良いんじゃないか。坊主じゃなくても野球は出来るんじゃないか。
粉無しvs粉たっぷり
粉を落とそう。
と、いうわけでマフィンの粉の必要性を確かめてみたい。粉無しで食べてみよう。シャッシャッシャッシャと手でこする。意外と取れない、粉。
見た目が全然違う。
粉が落ちたマフィンはフワフワで驚く。ビスケット的パンというイメージだったけれど、この状態は完全にパンだ。フワ系パンだ。
右の方が美味しそう…か…?
粉を落としていない物と比べると色も質感も違う。いらないと思っていたが、意外と重要な物なのか…?
折角なのでね。
厚化粧。
粉無しマフィンを比較するに、普通のマフィンの味は知っている、そして粉無しマフィンの為に落とした粉が余っている。
じゃあ、付けちゃえ。と粉をかけた。一つ分じゃなくて、あったマフィン全部の分、八個分の粉をかけた。さてコレで比較してみよう。
マフィン美味しそう
色の違いが明らか。
両方のマフィンをトーストしてみたら、粉無しだけ色が濃い。粉がマフィンを守ったか。触ってみると焼け具合に違いは無さそう。色だけか。
オンザ焼きトマト
アーンド、チーズ!
はーい、トロっときたー!
エーンド、ベーコン!!
はいっ、完成!!!
と、いうことで完成。美味しそうだったので写真多めに載せてみました。美味しそうですね。さて、美味しいんでしょうか。粉。
粉の流出具合よ。
と、焼き上がって組上げたら、粉多めの方も粉ほぼ落ちた。皿の上が下駄箱の隅っこの方みたいになっている。粉多めでも通常の1.2倍位か。さぁ、食べてみましょうか。
予想以上に違いがあるぞ
粉多め。いつも通り、美味い。
いただきます。粉多めを食べる。うん、粉多い。指に付く粉多い。けれど食べた感じ粉っぽさは感じず、普通に美味しい。
いつもとそんなに変わった感じは無し。普通にコレが出てきても気にせず食べると思う。ふむ、粉、マフィンの味に関係ないんじゃないか。
粉無し。
やはり粉はいらないのでは…そう思いながら粉無しを食べて驚いた。なんかモフモフする…食べづらい…。噛んでも歯が通りきらない。
あっ、凄い、全然違う。粉自体じゃなく、マフィンの食感が全然違う。粉が無くなって分かる、粉によって生まれていた歯切れの良さ。粉がノコギリの刃の役割を果たしていたという事実。
粉落としちゃったヤツ、どうしよう。大判焼きみたい。
コレ、いるわ。粉いるわ。断然必要。粉無しのマフィンは甲子園出てるのに私服で野球しちゃってる位に、なんか気が抜けた、物足りない感じがする。
粉凄い。見直した。失ってみて初めて気付いた。粉、いるわ。
粉以外でどうにからなんか
粉の必要性は分かった。粉はいる。粉重要。だけれども、飛び散る事に変わりはない。それでは当サイト編集部石川さんはマフィンを食べられないのだ。
パンに粒付いてると言えばあんパン。
あんパンの粒はそんなに飛び散らない。52粒しか飛び散らない。
なにか、何か方法を。という事で代わりにあんパンの粒々を付ければ良いんじゃないかと考えた。
あんパンの粒はそう飛び散らないし、プチプチして美味い。これ、マフィンに付けたら最強なのでは。
けしの実っていうやつらしいよ。
もの凄い鳥のエサっぽさ。
という事で買ってきた。あんパンの上でしか見た事なかった実が袋の中にぎっしりと詰まっている。恐ろしい量のプチプチが今ここに。
パラパラパラパラー。と載せて
パラパラパラパラー。っとこぼれ落ちる。
しょうがないのでバター塗って
貼り付ける。
ふふふ、コレなら歯切れも良く、粒自体がプチプチしてて香ばしくて美味しいからきっと凄く美味しくなるぞ~と張り切っていたが、粒がひっつかない。
苦肉の策でバターでひっつけたが、この時点で粉に遅れを取っている。だが、ここで粒が逆襲を見せる。
あんパンっぽい!!!!!
凄い!黒い方のけしの実付けたら、すっごくあんパンっぽくなった。凄い。中なんにも入ってないの知ってるのに、あんパンに見える。
黒い粒の力凄い。あんパンとは、この粒の事なのかも知れない。
マフィン美味い
トーストしましてー。
けしの実が和風っぽいので、きんぴらごぼうを乗せますー。
イエスッ、オンザチーズ!!
うぉー、トローッとマヨネーズ!!
完成ッ!!!
と、いう事で出来ました、けしの実マフィン。美味そう。実際美味い。歯切れも良いし、プチプチしてる。キンピラとマヨネーズの相性も良い。
むしろ目立つ。
鳥歓喜。
が、むしろ粉よりも目立つ、粒。量か、付け方か、飛び散らないようにという対策としては逆効果。鳥のエサ場かって位に実が散乱している。
野球部は坊主じゃなくて良くなったけど、アフロな。ってなった感じ。これでは、これでは石川さんが大好きな野球が出来ない!野球を!石川さんに野球を!!
本場アメリカ、ベースボール
ゴマ、ゴマなら、セサミ(ゴマ)なら!!
他に、他に何か無いだろうか。と、思いついたのはゴマ。
マクドナルドのパンの嬉しい所はゴマだろう。ビッグマックとハンバーガー二つ重ねたの、何が違うの?って質問の答えはゴマだ(ハンバーガーにはゴマ付いてない)。
埋め込む方式。
マクドナルドなら、アメリカなら高校野球でも坊主とか無いと思う。そしてもちろんゴマはプチプチしてて美味いと思う。ゴマフィンだ。
焼いた、けれど…。
と、思ったが、ゴマが上手く埋まらない、ひっつかない。なんだかボコボコに殴られたみたいになっている。
マクドナルドでツナマフィンっての出たらしいので真似した。
美味い。美味いけれど。
出来た、ゴマフィン。ゴマが香ばしくて旨い。が、付き方がまばらなので食感にばらつきがある。そしてカリカリ感に少しかける。あー、やっぱり、粉、凄いわ。
この組み合わせ発見者凄い
別に無くてもどうって事無いだろと思っていた粉の威力を確かめてみて恐れ入った。
生ハムとメロン組み合わせてしかも美味いって凄い!というのも凄いと思うが、実際に食べてて別に無くても良いんじゃ無いか、と思うのに中ったら味気ないって、この組み合わせは凄いと思う。
多少粉が飛んでも、あるべき物だ。なので、粉は飛びますが、我慢して食べて下さい。石川さん。