おいしそうなバスボム
材料は主に重曹とクエン酸なので、少しなら食べられない事もない。ただ、おいしくない。見た目はこんなにおいしそうなのに。
浴用なので、
食べられません。
バスボムクッキング
見た目からして、お菓子で再現するとしたらラムネだろう(言ってしまうと、この記事は大きなラムネを作るという内容です)。
主な材料はコーンスターチ。バスボムにも少し入れるとお湯が柔らかくなるので入れたりします。
重曹を少しと、粉糖とクエン酸。これらをレシピ通りに混ぜるだけ。
ラムネの作り方は検索するといくらでも出てくるので割愛するが、重曹やクエン酸を使うあたり、バスボムはお菓子寄りの気がする。砂糖さえ入れなければ、ほぼバスボムとして使えると思う。
バスボム作りと同じように、霧吹きでシュッシュしながら水分を加える。
水を入れ過ぎると発泡してしまう…(失敗)
ちょっと食べてみると、あ、ラムネの味だ。
食紅で色をつけて、これくらいのポソポソ具合になったら、
丸い製氷皿に詰めて、
渾身の力を込めてギュッギュッと押します。
材料も似ているし、本来のバスボム作りと工程が同じだ。失敗すれば発泡もするし、型に詰める時のキシキシした感触も同じ。食べ物になるかバス用品になるかの分かれ道は紙一重の違いしかない。そりゃ食べたくもなるというものだ。
一日乾燥させます。
翌日の悲劇
一昼夜置き、そろそろ型から外せるかなと思って見に来たところ、とんでもない光景が目に飛び込んできた。
でろーーーん
水分を入れ過ぎて、型にはまった状態から発泡して盛り上がってしまったようだ。
悪夢。
餅みたいになっていて型から取り外せない。アメリカ製のカルメ焼きみたいなどぎつい色の物体を前に途方に暮れる。
卵焼きみたいでおいしそう。
無事なやつがあった
唯一ちゃんと固まっている物があったので、それを型から取り外してみる。
あ!バスボムだ!(商品名:ごちそうラムネ)
無事に取り出せてホッとした。なかなかLUSHっぽいぞ。
大きさからしてラムネに見えない。LUSHの袋から出しておもむろに食べ出したら見ている人は慌てるだろう(今年の忘年会の一発芸でやろうか)。
いただきます
さて、食べられるバスボムを食べよう。
入浴剤系スイーツ
バスタブでいただきます。
まずい。
バスボムまずい
だめだこりゃ。どこをどう間違えたのか、コーンスターチの苦味ばかりが舌を貫いた。食べられるバスボムがどうのより、お菓子作りの時点で失敗してるじゃないか。
味を知った今、お風呂に入れたい気持ちが抑えられない。いや、それはだめだ。
泣きながら食べた。
結論:バスボムは食べられなくてもいい
普通にレシピを見てラムネを作ったのに、バスボムを食べたらまずかったみたいな記事になった。ラムネに罪はありません。