@niftyトップへ 夏休みの自由研究2002
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ソトネコ24時間

9:15 追跡

たぶん保育園のどこかに・・・

どこにも見当たらにゃい

司令室から連絡が!

「わー 保育園に行ったー」私と栗林家の奥さんであるさっちゃんとふたりで、庭を出ておおまわりをして保育園の正面へ向かう。ネコにとっては直線距離だが、人間の道を通るとお隣といえどもはるかに遠い。おおあわて。

今日は日曜日なので保育園はお休み。門は堅く閉ざされている。いつもは園児でいっぱいの運動場にもだれもいない。背伸びしてみると、栗林家とのあいだの裏庭っぽいとこがアヤシイ。しかしアヤシイのは私たちの方で、保育園に侵入することもできず、柵の前をうろうろするばかり。こまった。

と、さっちゃんの携帯が鳴る。「ゲンが帰ってきた!」と家に残ったクリさんから連絡。さながら臨時司令部である。走って栗林家へ。たどりついた私たちに司令部のクリさんは、「また行っちゃった」「うそー」 うそではない。

9:30 発見


なんでついてくるんにゃ

まいてやるにゃ!

とりあえず「左に行った」というので左隣のS家をのぞく。いた! 栗林家とS家の間のクーラーの室外機の上。「いつも家から呼ぶと左から出てくるから、ここにいたんだ」とさっちゃん。ゲンの行動が少しわかってうれしい。

しかし、またまたあっというまに境界のヘイの上へ。私もヘイの上が歩ければいいのに。岩井俊治の映画でチャラがヘイの上を歩いていたような気がする。しかし私はチャラではなく、靴をぬいでまた靴をはいて栗林家の庭へ。ゲンは絶対人間に追いかけられていることを知っている。もてあそぶかのようにヘイの上から今度は右の向こう側に降りた・・・あー

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