ある日、自分の根暗さに思い悩んでいたライターの江ノ島茂道さん。「明るい人間になるにはどうすればいいのか...?」。たどり着いた答えは「サンバホイッスルを吹き鳴らすこと」でした。
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「サンバを踊っている人はみんな明るい」→「サンバホイッスルを吹けば自分も明るくなれる」。そんなシンプルな思考から、サンバホイッスルを手にした江ノ島さん。ひと目見た瞬間、脳内にサンバのリズムが鳴り響いたそうです。
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「明るくなりたい」というわりに、いかにも寒々しい冬の公園でサンバホイッスルを吹いています。最初は「プスー」という音しか出ませんでしたが、30分の訓練で徐々に上達。しかし、ややかすれ気味の「ピーッピッピ」という、もの悲しいサンバに江ノ島さんの心はすっかり渇いてしまった模様。
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次に男は、晩酌にサンバをとりいれることを発案。大好きなビールとえびせんをつまみつつホイッスルを吹いてみます。しかし、特にテンションは上がらなかったようで、むしろ「サンバホイッスル、邪魔だな」などと言いだす始末。
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楽器を増やすことにしました。サンバホイッスルにタンバリンを加えることで、「踊らずにいられないぐらいのサンバ感が出るだろう」と江ノ島氏は目論みますが...
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吹きつつ、叩きつつに必死で、陽気どころではなかったようです。ちなみに歌の選曲はなぜか、サンバ感皆無の『ドナドナ』でした。
江ノ島さんは明るい人間になれたのか? その胸の内について、記事中では語られていません。その沈黙が答えなのかもしれません。
しかし、サンバホイッスルは「一日中吹いていられる」くらい楽しかったそうです。
しかし、サンバホイッスルは「一日中吹いていられる」くらい楽しかったそうです。