卵と板チョコだけで作れる、カンタンなチョコレートケーキのレシピがあるそうです。このレシピを応用すれば、「卵+チョコに代わる何か」で、いろんな味のケーキが作れるんじゃないか? そう思い立ったライターの橘佑佳さんが、4種類のケーキ作りに挑んでいます。

なお、こちらが卵+板チョコのチョコレートケーキ。泡立てた卵白と湯煎で溶かしたチョコレートを合わせ、型に入れてオーブンで焼くだけ。「食べてみても、ちゃんとしたチョコレートケーキだ。かなり軽い食感だが、甘さも十分」と橘さん。これ自体はけっこう有名なレシピのようです。

ならば、卵+「ギリシャヨーグルト」で作ってみたらどうなるのか?

微妙……だったようです。「不味くなる要素はないはず!」と前のめりで試食しただけに、ガッカリ感も強かった模様。“しっとりを通り越してじゅわじゅわ”な食感は食べ進めるごとに辛さが増し、「『霞を食べる』という表現があるが、ふと霞ってこういう味かなと思った」と、橘さんはその心境を綴っています。

こちらは卵+「バナナ」で作ったケーキ。バナナの甘みが濃厚でおいしいとのことですが水っぽく、やはり食感に難があったようです。

ベストマッチは卵+「さつまいもの甘露煮」。スイートポテトを思わせる適度なしっとり感とほくほく感が絶妙で「醤油が入った甘露煮のはずなのに和風っぽさはなく、スイートポテトをふわふわにした印象になった」と大満足の様子。

ちなみに卵オンリーのケーキはスカスカでおいしくなかったそうです。
卵+「もう一品」というシンプルケーキ。自分が好きな食材で、アレコレ試してみるのも楽しそうですよね。