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大衆食堂なのに全国に勢力をもつ「さか本そば」。聞き込み取材で分かったそのヒミツとは...

2016/04/14
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下高井戸の大衆食堂「さか本そば」。ライターの大北栄人さんはこの店の常連で、ここにしかない独特の妙な味わいを愛していました。しかしある日、てっきりオンリーワンだと思っていたさか本そばが、全国各地に何十店もあるらしいことが発覚。いったいどうなっているのか? 「さか本そば」フリークのライターは、さっそく調査に乗り出します。
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広すぎる店内に多すぎるメニュー。ポテトサラダをメインに据えた「サラダ定食」など意表をつく定食もあり、独特の個性が魅力というさか本そば。ウマい・マズいを超越し、「存在そのものを愛でる」のがファンの楽しみ方なのだとか。
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さか本そばでしか食べられない「さか本丼」。カツと海老天、開花丼の豚肉が一緒に玉子でとじられています。「最終的には何くってるのかわからなくなる。それがたまらなく好きだ」と大北さんは述べています。
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しかし、オンリーワンだと信じていたさか本そばは、なんと東京・神奈川に20店以上、さらに全国に70店以上展開する巨大チェーンだったようです。
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たとえば、こちらは「さか本そば武蔵野台駅前店」のさか本丼1100円。下高井戸店より200円ほど高く、開花丼ではなく親子丼の具がとじられている違いはあるものの、その「味の迷子感」に「たしかにこれはさか本丼だ」と衝撃を受ける大北さん。
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なかには本格的な手打ちそばを提供するさか本そばも(調布市国領店)
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そして、おしゃれで意識の高いさか本そばも(大岡山店)
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八幡山店は「さか本丼」の始祖だそうです。
各店舗で聞き込みしたところ、下高井戸店がさか本のれん会の総本家であること、10年働いたらのれんをもらえるシステムであること、同じさか本そばでもいくつかのグループに分かれていることなど、徐々にそのナゾが明らかになっていきます。
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ちなみに、いつもいるけど“常連か店の人か分からない”と思っていた「巨人帽のおっちゃん」こそ、総本山である下高井戸店の大将だったそう。
妙に味のある地元のめし屋が、じつは関東一大そばチェーンの総本山だった。そんな事実におののきつつも、大北さんは「これからもおれたちはさか本そばに行く(たまにな!)」と、変わらぬ愛を誓っていました。
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