シイタケは「ホダ木」と呼ばれる木に菌を植えて育てますが、ホダ木は畑とちがって耕すことができません。肥料を与えられず使いきってしまいます。では、使いきったホダ木はどうなるのか? ライターの平坂寛さんが調べています。

シイタケに栄養を吸いつくされてグズグズになったホダ木。生き物好きの平坂さんは、この木を崩せば中から昆虫が出てくると予想しました。一体どんな生き物が出てくるのか楽しみです。

木の表面にはダンゴムシがたくさんいるそうです。もし読者の皆さんの中にホダ木崩しを試してみたい人がいたら、軍手は必須です。ムカデも結構出てくるようです。

平坂さんが注目したのは、生き物がホダ木を食べながら掘り進んだ道「食痕」です。これをたどると生き物に突き当たる可能性が高いのだとか。

ついに出てきました! クワガタです。記事によると、これは「コクワガタ」という、九州ではメジャーなクワガタとのこと。クワガタは大きさに関わらずテンションを上げてくれますね。

メスも出てきました。ただ、オスメスともに夏に向けて冬眠中とのことなので、記事では保育用の容器に移していました。夏が楽しみですねー。近所にシイタケ栽培家がいれば、「ホダ木崩し」試してみたいですね!