こどもの頃はまったく興味がなかったのだが、オトナになってすっかりこうもんが好きになった。いや、というより、オトナになるまでそういう趣味があるということを知らなかったのだ。
こんかいは、そんな「こうもん好き」なオトナたちとこうもんをたっぷり楽しんできたのでそのようすをレポートしたい。
(大山 顕)
日本語ってふしぎ!
うろおぼえだが、日本語は世界の言語のなかで2番目に「音素」が少ないので、同音異義語が多いという話を聞いたことがある。
そう、「こうもん」とは「閘門」のことである。ん?きみはなんだと思ったのかね?
さて、オトナの趣味「こうもん」。いぜん「江東区パナマ運河」という記事でこの「こうもん」について書いたことがある。簡単にいうと、水位の異なる川を2つの水門で仕切り、その間で水位を調節して、船の航行をサポートするというものだ。
この過日の記事では東京の扇橋閘門を訪れたようすを書いた。そういえば先日の記事では大阪の閘門についても書いたな。
ほんとに「こうもん」だいすきだな、ぼく。
ぼくってほんと風光明媚にがて…
で、今回は利根川だ。わが千葉県と茨城県のあいだを流れる「坂東太郎」の異名をもつ大河。というか、板東太郎っていわれるとなんか関東の川っていうより大阪のおっちゃんのイメージがあるんだけど。ぼくだけかな。元野球選手とか。