このGPS地上絵を描くっていうのは、ほんとうにエキサイティングな体験なのだ。なにが楽しいって、これ
- 身体を移動して描くというふしぎな感じ
- 散歩でもなければ目的地に行くわけでもない、他ではぜったいやらない移動をするふしぎさ
- 地上に絵を描くために遥か上空の衛星の助けをかりるというふしぎさ
- 確かに描いたのに街にはなにも残らずそれはデータ上にしか存在しないふしぎな感じ
というのがたまらない。「ふしぎ」ばっかりいってるが、ほんとうにこれはふしぎな感覚なのだ。他の身体運動では感じられない奇妙な感じ!
でも、いちばんふしぎなのは
という点だ。いやほんと!「この道のカーブは背中だよなー」とか「ここで曲がって蹄を…」って思いながら移動してると、だんだん街がブタに見えてくるのよ!まじで!視覚的には街の風景なんだけど、感覚的にはブタの輪郭を感じている、っていうすごく奇妙な感覚に陥る!
きわめつけは、ブタさんの目を描くために顔の輪郭の道から外れた時。「あ!いまブタの皮膚からめりめりって中に入って行ってる!うわー!」って感じた。ほんとに。目の前にあるのは普通の街並みなのに。
ああー、これいくら言っても伝わらないだろうな−!みなさんにもぜひ経験してもらいたい!
と思って、今回参加者を募ってみたわけです。で、描いたのが馬の絵。体長2.5kmの。
日本における「GPS地上絵」の第一人者 |