看板だけが交換できるように看板と柵は別物になっていた。看板を替えることでずっと利用できる。巨大なファミコンみたいだ。
柵だけで看板がないものもあった。使われなくなったのか、たまたま看板制作中なのかわからないが、これがロハスでエコのメッセージですといわれれば信じてしまいそうだ。裸の王様みたいだけど。
看板気分で新幹線を見よう
新幹線からはあっち側の象徴として見ていた看板がいま横にある。僕はいまはあっち側だ。オンザ彼岸である。
彼岸からいつもの新幹線を眺めてみよう。なかに乗ってるひとと目があったりするだろうか。うらやましがってる顔が見えないだろうか。シュゴヮ シュゴヮと音を立てて新幹線が近づいていた。
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