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ひらめきの月曜日
 
全員泥酔の飲み会inドイツ
うがー

ようやく入れました!

あまりのテントの入れなさに右往左往もましたが、左の写真をごらんください。ようやくテントに入れたんです。

普段は大きな私の顔もやや小さく見えるサイズの、あの憧れの1リットルジョッキ、思ったよりもすっきりした喉越し! ああ、これがミュンヘンの、オクトーバーフェストのビールか。

感動もひとしおだが、ええと、気づいてくださった方はいらっしゃいますでしょうか、前ページとは太陽光の加減が明らかに違うことに。結局一旦帰り、出直してきたのです。

翌朝に。

そう、これは朝午前9時30分の様子なんである。

すでにみんな飲み飲み(マウスオンで分かりやすくなります)
家族連れ、父母はビール、子供はジュース(ジョッキで)そして鳥の丸焼きやらステーキを食べる。朝です。
予約専用シートもあった。夜の分は朝10時の時点で売り切れ

8畳ぐらいのスペースでがんがんビアグラスを洗っていた

ちなみにジョッキはこうやって持つと持ち上げられないので、みんな(マウスオンしてください)こうやって持っていた

朝から飲み屋が満員ですよ

お祭りは土日は朝9時から、平日は朝10時からやっている。そうして、開始と同時に本当にお客さんがやってき、ビールを飲んでいくのだそうだ。

すごい。

夜の騒ぎもすごかったが、この祭りの真のすごさは「朝から飲みまくり」という部分にあるんじゃないか。朝飲みが祝福されている空間。すばらしい。

あたりには家族がいたり、お年寄りや(おばあちゃんの二人連れが鳥の丸焼き一羽と1リットルビールを注文していた)私のような外国人が多いようだった。そのせいかもしれないけど、昨日の大騒ぎぶりとは雰囲気が違う。ずいぶんまったりしている。

私が座ったまわりの人たちも、きさくに声をかけてくれて嬉しかった。「日本から来たのか、よく来たよく来た、そこに座れ、いいから座れ、怖がるな、座れ」ってなもんである。ちょっと怖かったのでそのときは逃げた。

みんなだらだら料理を食べ、ビールを飲む。一皿が大量でしかもビールも1リットルあるので自然とそうなるのだが、飽きない。ビールも不思議とぬるくならないのだ。涼しいからか、ビアジョッキが分厚いからか。

調子に乗ってテントを2軒ハシゴ、計2リットルを飲んだ。中生計算で5杯以上を飲んだことになる。なのにこれまた不思議なことに、「ほんのり」ぐらいにしか酔わなかった。

フェスマジックだ。ビバ。

さらに、まわりから得た情報で前日は土曜日で1週間で一番混む日だったということが分かった。日曜日の今日なら夜でもテントに入れるという。ま、まじっすか!

いよいよあの狂乱の中へ足を踏み入れます。

明るいところでみてもテントはきれい
もともと王族の結婚式がこのお祭りの起源らしく、愛の文句を書いたハートのお菓子をみんな首からぶるさげていた
わーい、馬だー
ビアガーデンスペースも午前中から混雑、そしてまったり
回転するカウンターバーがあって朝から晩まで人気だった
テントの裏にあった臨時交番。でかくてごつくてかっこよくて怖い


 

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