これからは嘘の一五
検証の結果、人は嘘をつくときに無意識に1や5などキリのいい数字を避けて、3や8など半端な数字を使うというのとは逆で、キリのいい「1」や「5」を使いがちであるということがわかった。
言いかえれば嘘の一五(イチゴー)である。
そういうと、嘘の三八の確率がわずか15%だという今回の結果をみて、適当に数字を並べて15としたと思われるかもしれないが、これは本当です。ウソではありません。
151%信じてください。
では、今回の回答の中では、人が嘘をつくときにどんな数字を使いがちだったのだろうか?
ということで、回答の中から1~9までの結果を集計して計算してみよう。
これで人が嘘をつくときに使いがちな本当の数字がわかるはずである。
わかりやすくグラフにすると…
設問①では、1万円、10万円、100万円、10億円などが多く、設問②では、10人、15人、100人などの結果が多かった。
そのため、圧倒的に「1」が多く、つづいて「5」という結果となった。
言われてみれば「千畳敷」や「千本松原」という地名だとか、「100万ドルの夜景」だとか、数を大げさに言うときは「1」が使われることが多い。
だから谷村新司率いるアリスの往年のヒット曲「君の瞳は10000ボルト」などというものは、いい加減な数字の最たるものであり全く信用できない数字である。
一方、郷ひろみのヒット曲「2億4千万の瞳」は信用できる数字と言える。郷ひろみが信用できるかどうかは別として。
検証の結果、人は嘘をつくときに無意識に1や5などキリのいい数字を避けて、3や8など半端な数字を使うというのとは逆で、キリのいい「1」や「5」を使いがちであるということがわかった。
言いかえれば嘘の一五(イチゴー)である。
そういうと、嘘の三八の確率がわずか15%だという今回の結果をみて、適当に数字を並べて15としたと思われるかもしれないが、これは本当です。ウソではありません。
151%信じてください。
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