目黒寄生虫館に行ってきた
目黒寄生虫館には「8.8mのヒモ」があります。
これは「8.8mのサナダムシ」の長さを体験するために展示されているのですが、「8.8mのヒモ」はやはり「ヒモ」でしかないので、訪れるたびに不思議な気持ちになり、それゆえに非常に気に入っています。
先日、目黒寄生虫館へ行ったところ、あのマイ・ベスト展示「8.8mのヒモ」が展示中止になっていたのです。
まさか、ヒモの展示が中止する日が来るとは。「8.8mのサナダムシ」は展示されていましたが、「8.8mのヒモ」は展示中止なのです。
世の中、本物の代わりに代替品が展示されることは数多くあれど、本物は残り代替品だけが展示中止になった事例はそうそう無いでしょう。
ああ、あの「目黒寄生虫にある8.8mのヒモ」を触りたい。ヒモへの恋慕が募ります。
8.8mのヒモを手に入れる
そこで新宿のオカダヤに行き、8.8mのヒモを購入してきました。
実は当初は10mくらいの紐を買って自分で切ろうと思っていたのですが、0.1m単位の長さで購入できたのでキッカリ8.8mを購入できました。べんり!
目黒寄生虫に展示されていた紐がどんな素材の紐かはもはや曖昧だったので、見た目が白くて平たい紐を選びました。(おまけにリーズナブル。1mあたり130円、8.8mで1300円いかないお値段!)
8.8mのヒモ、結構長いですね。寄生虫館で見たより長い。店頭でみかけた家電が、家に持ち帰ったと気の方が大きくなるのと同じ現象が起きています。成長期。
しかし、あくまで8.8mのヒモであって「目黒寄生虫にある8.8mのヒモ」っぽさがありません。
展示して「目黒寄生虫にある8.8mのヒモ」っぽさを目指そう
「目黒寄生虫にある8.8mのヒモ」はフックに引っ掛けられてぶら下げて展示してありました。
8.8mのヒモもぶら下げて展示することで、「目黒寄生虫にある8.8mのヒモ」ぽさが出るかもしれません。
ドアノブにひっかけてみます。
少しは展示感が出てきました。では、今度はきっちり巻いてみます。
これは新しい。ヒモの展示には見えないですね。じゃあ何に見えるかというと何でしょう。コマかも。
注意書きを添えてみる
引っ掛けるだけでは、まだまだ「8,8mのヒモ」であって「目黒寄生虫のヒモ」っぽくはない。ここはもう一ランク上の模してる感を演出したいです。
それならば、注意書きを添えてみましょう!
これを、張り付けると、代替品のヒモっぽくなった。
これが自分の当初求めていた8.8mの長さのヒモを模したヒモが生まれました。
これで心おきなく8.8mのヒモと戯れることができます。