特集 2023年6月28日

イオンモールを写真から消してマイナスイオンにする

マイナスイオン化、成功か!?

気を取り直して次のマイナスイオンスポットへ行こう。
やってきたのはイオンタウンユーカリが丘だ。

イオンモールに比べてイオンタウンは小規模のイメージがある。そう思ってやってきたら、

でっか!

すんごくでかい。初めて来たので知らなかった。イオンの序列を揺るがす大きさである。
あとで調べたらイオンモール八千代緑が丘と延床面積はそんなに変わらないほどだった。

これはマイナスイオン化が大変そうだ。
先ほどのイオンモール八千代緑が丘では近くからしか撮れなかったので、遠くから写せる場所を探そう。

ユーカリが丘を歩く。ザ・ニュータウンという趣。
ユーカリが丘といえば、なんといってもモノレールであるユーカリが丘線のシンプルな駅名が特徴的。

しばらく歩いて、良いところを見つけた。

高層マンションとその立体駐車場の奥にイオンが見える場所。

これで消してみるとどうか。

結構消えたんじゃないか!?

先ほどよりもかなり自然に消すことが出来た。
マイナスイオン化、成功だ!

マイナスイオンスポットを生み出すには、遠巻きにイオンを撮影するのが良さそうだ。
ノウハウがわかってきたぞ。新たなマイナスイオンを探そう。

ということでやってきました、イオンモール千葉ニュータウン。ここも本当によく来ています。

4棟からなるため、これまでの2箇所よりも大きい。
トイザらスが入っているのがうれしいところである。あと1Fにある牛タン屋の店長がいい人でした。

ユーカリが丘で得たノウハウをもとに、駅前の駐車場から撮影してみる。

このくらいの距離からだとどうかな。
え!消えた!

これは完全にマイナスイオンじゃないか!?
立体駐車場が伸びてイオンが見えなくなった。まさにAIという感じの補間だ。

ちょっと遠かったので、もう少し近づいてみる。

これだとどうだ……!?
うお!!

さらに自然に消えて、これまでで最高得点のマイナスイオンが発生した。

このマイナスイオン具合、すごすぎる。

街路樹がAIにより増やされて、急に森が現れている。
これはもう実質的に森林浴になっているということだ。本当にマイナスイオンスポットになってしまった。

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イオンの総本山でマイナスイオン化に挑む

最後はもちろんここに来なければならないだろう。

イオンモール幕張新都心である。

イオンモールのフラッグシップだ。
幕張にはイオンの本社があるのでまさにお膝元である。

もうまったく画角に収まらない大きさなのでパノラマで撮った。

延床面積では千葉ニュータウンのイオンの3倍あるらしい。広すぎる。
どうにか全体が映るように離れて撮ってみよう。

幕張メッセの巨大駐車場を挟んだ場所から撮影し、消してみる。う~ん……。

さすがに離れすぎたか、マイナスイオン感はない。
だがこれ以上近づくと写真をイオンが専有してしまいマイナスイオン化出来ない。これは悩ましい!

反対側に回ってみるのはどうか。今年3月に開業したJR幕張豊砂駅に行ってみる。

事業費の半分をイオンが負担した、まさにイオンのための駅。それが幕張豊砂駅だ。

開業してから初めて来たが、下り線ホームが地上・上り線ホームが高架にあり変わった構造だ。
上り線ホームからイオンを見てみる。

こんな感じ。いけるか……?
AIが雲を拾ってしまい、やたら白いもやもやが広がってしまった。

この白いもやもやがマイナスイオンの正体なのかもしれない。
やはり広すぎるイオンはマイナス化しづらいようだ。

マイナスイオンを求めるなら千葉ニュータウンに行くのが良さそうだ。

なんとか幕張でマイナスイオンを得たいあまり、イオン本社ビルをマイナスイオン化してしまった。これは出禁になるかもしれない。

マイナスイオンに起きたシンギュラリティ

実は今回のネタはもう5年も寝かせていたものだった。
DPZ16周年のライブ配信中に紹介していて、当時のレポート記事でもこのように書かれている。

 
> ・31歳の爲房登場「地図からイオンを消してマイナスイオン」というネタはあるが方法を思いつかない。工作で消せるレベルではない

そう、当時はまだやり方が見つからなかったのだ。だが、36歳になったいまAIが解決してくれた。
AIが発展するたびにネタ帳に眠っているネタが実現出来るのなら、悪くはない時代である。

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