伝説の第1回
はじめての低予算ドローンショーが終わった。
iPhone越しに見えることに割り切ったドローンショー(もどき)はうっかり流行るかもしれない。何しろ手軽だし、見えないものがスマホ越しに見えるのはこれまで感じたことがない面白さだ。
今回のイベントに参加した人、ライフネット生命もデイリーポータルZも、あの低予算ドローンショーの初回に立ち会ったと誇れる日が来ますよ。もちろんこの記事を読んでいるあなたも!
「林」の文字のときはテープLEDをダンボールに貼っただけだったが、今回は参加者のリクエストに応じて文字を光らせる必要がある。そのため文字を変えられるようにLEDのパネル、つまり電光掲示板を作成した。
このようなLEDパネルは看板用に市販されているが、どれも文字がきれいに出るようにLEDがみっちりと貼られている。ドローン風にするには程良くスカスカであってほしいので専用のボードを制作した。車輪の再発明という気がしなくもないが、作った。
そしてカメラを引くと…
自在に空に文字が書けるようになった。人類初のアビリティを習得してしまった。
「ドローンショーのように指定の文字を空に浮かべます。」
世界初のイベントなのでどう説明しても分かりにくくなったが、当日は数十人が集まった。
デイリーポータルZの読者は分かりにくい冗談を世界一理解してくれる人たちである。
UFOとの邂逅イベントではなく楽しい会なのだが、私がUFOを降ろすかのような動きをしている写真があった。
つい余計なキャプションを書いてしまった。もちろんそんなことは言ってない。イベントの説明である。
場所も借りたしLEDパネルも作った。あとは希望の絵・文字をパネルに表示するだけだ。
するとこんな写真になる。
思ったよりもくっきり絵が浮かぶ、と評判だった。そうなんですよ。このおかしさを味わってもらいたくて企画したのだ。
ドローン風に撮れた写真は評判がよかったし、みな笑顔だったが暗いので青白く光っている。
肉眼では見えないものがスマホ越しだと見えるのがおもしろい。他の参加者もみな写真を撮っていた。
ただ、スマホで撮る先にはなにもないので、たまたま横を通りかかった人には「なにもない夜空をキャッキャ言いながらスマホで撮る集団」に見えたかもしれない。
当初、スマホ越しに見える映像をプロジェクターで投影していた。
スクリーンを見るとどのようにゴーストが出ているかが分かる。ただこの日の東京は台風が近づいてきていてやや風が強かった。
帆が青白く光る幽霊船のようになっていたのでイベント中盤でスクリーンは撤去した。
外でスクリーンを使わない。次回のために覚えておきたい。
ドローンのようにくっきり出るのはやっぱりiPhoneだけだった。アンドロイドでは出ない、もしくは意外なところに出た。
「私のアンドロイドだとドローンが出なくて…」と恐縮気味に言われたが、たぶんそれはカメラとして正しいと思う。
新しいiPhoneはゴーストが出るかどうかが心配だ。出なかったら困る、という心配だ。
一通りイベントの説明が終わったので、再びいいドローン写真を紹介したい。
LEDパネルならドローンショーではあり得ないぐらい低い位置に出せる。
人の頭上に文字を出せるなんて、ドローンショー以上の可能性を感じる。ぽつんと浮かんでいるライフネット生命のロゴも心配そうだ。
保険料の内訳も、ドローンもどきもスマホをかざすと見えるという共通点。そしてこの会がロマンチックであることが語られた。
いつか保険に入ろうかなと思ったときにこの写真を思い出してください。
はじめての低予算ドローンショーが終わった。
iPhone越しに見えることに割り切ったドローンショー(もどき)はうっかり流行るかもしれない。何しろ手軽だし、見えないものがスマホ越しに見えるのはこれまで感じたことがない面白さだ。
今回のイベントに参加した人、ライフネット生命もデイリーポータルZも、あの低予算ドローンショーの初回に立ち会ったと誇れる日が来ますよ。もちろんこの記事を読んでいるあなたも!
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