尻尾を作ることにした
よし、それではさっそく尻尾を生やそう、と思ったところで無理である。
ということで作ることにした。
まずは、おもちゃの尻尾を用意する。
電動ドリルの先にフレキシブルシャフトという、いわばドリル版延長コードのような役割の道具を取りつける。
その先におもちゃの尻尾を取りつけて、ダンボール製のベルトに装着すれば完成である。
完成したダンボール製のベルトを腰に装着。
とか「ダンボール製のベルト」が広く一般的な物のように書いてしまってすまぬが。
この尻尾で、あらゆる喜びを素直に表現できるか試してみよう!
ボーリングのストライクの喜び
喜びを表現するのに何に一番苦労するかと言って、ボーリングでストライクを出したときほど苦労することはない。
素直にガッツポーズを取って、みんなとハイタッチをすればいいのだろうが、性格がひねくれている私にはそれがとても恥ずかしい。
そんなとき、この尻尾があればどうだろう?
この、どこからどう見てもレーンにしかみえない道路で試してみよう。
おお!見事に喜びを表現できている!
これなら一緒に行った友達からの評価も高くなるはずだ。
花が美しいことへの喜び
こう見えて自然が好きである。
こう見えて花を見て美しいなどと思ったりもする。
しかし、こう見えるので花を見たり香りを嗅いだりして満面の笑みになったりしていると通報される恐れがある。
そこで、この尻尾を使ってみたらどうだろう?
ただの公園で花をめでるナイスミドル!
ま、近くでカラスが二匹、聞いたことのない勢いで鳴いていたけど。