まだまだ餅の伸びしろはある
今回発見だったのは、餅とトマトの相性の良さだ。餅とトマトで村おこしができるレベルである。
中華との相性もまだまだ探りがいがあるし、さっぱりした味付けも試していない。
なのでこれだけは言っておきたい。餅にはまだまだ伸びしろがある。餅だけに!
餅はうまい。
だが、夏場の日常生活において餅の出番は少ない。それは食べ方のバリエーションが少ないからではないだろうか。
夏場でも飽きずに食べられるように、米や麺などの炭水化物を餅に置き換えてみたい。
スーパーに行って手軽に食べられる餅のパートナーを探してきた。最初はカレーライスならぬカレー餅だ。
餅とカレーの相性はいいのだが、餅が口に残る時間と、カレーの味が消える早さがあってない。
二口目は多めのカレーに対して餅を小さくかじってみた。これならいける。
あと、よく混ぜるとカレーが若干餅のネットリした感じになるのが楽しい。最終的にはカレーライスを食べた気持ちになる。意外とイケるぞ、餅!
続いてはカルボナーラのソースを餅にかける。餅ボナーラだ。
ひとくち食べてみると、ソースがしょっぱすぎる。濃厚対濃厚の大決戦が広がる。
カレーと同じ要領で、ソースを多めに食べるとしょっぱくなる一方で、ソースが少ないと早く味が消えるというジレンマがある。
ほかの市販のパスタソースも味が濃いかもしれないので餅と合わせるのはやめておこう。
ご飯、パスタと続いて、次はパンがいいだろう。ソーセージとあわせてホットドッグならぬ餅ドッグを作りたい。
これがおいしいのである。モチモチのパンのホットドッグは美味しいが、こちとらモチモチの餅だ。
多めにかけたケチャップとマスタードも、餅との相性バッチリだ。あとから追いかけてくるシャウエッセンの肉肉しさもよい。
つづいて、ピザっぽくしてみるのはどうだろう。宅配ピザのトッピングに餅もあるし、結構合いそうだ。
これもおいしい。餅はピザを裏切らないし、ピザも餅を裏切らない。
チーズのトロッと感と、餅の伸びる感じがマッチしているなと感じた。
餅ドッグもそうだったが、餅とトマトソースってあう。
焼き加減が難しいかもしれない。もう少し焼いたらよかったかな。
最後に試すのは中華丼の具だ。なぜなら中華丼が好きだから。
餅が中華丼の餡の一部になった感じで悪くない。いい意味で餅の存在感がない。
だからといって「餅どこ行った!?」とわからないほどでもない。
変わった感覚で、おもしろい味だった。
今回発見だったのは、餅とトマトの相性の良さだ。餅とトマトで村おこしができるレベルである。
中華との相性もまだまだ探りがいがあるし、さっぱりした味付けも試していない。
なのでこれだけは言っておきたい。餅にはまだまだ伸びしろがある。餅だけに!
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