日本とインドにおける共通点と差異を確認しながらいただく食事会は、知的好奇心の満足度がとても高かった。単純なおいしさやコスパだけを求めていたらたどり着けない味。食文化の深掘りの仕方は、まだまだたくさんあるのだなという学び。これらの料理に対応するであろう日本の家庭料理や雑穀の味も、もっともっと知りたくなった。
小林さんの食事会に参加した記録(わたしのブログ)はこちらからどうぞ。
千葉県柏市(増尾駅)のミナレストラン(Mina Restaurant)で、ベンガル人が作るケーララ料理を味わう
――南インドの家庭料理、堪能させていただきました。
小林:「マハさんはミールスやティファンなどのメジャーな南インド料理の他に、本人すら気づいていない引き出しを無数に持っている人なんです。そもそも雑穀料理なんて日常的過ぎて、自分のレパートリーと見なしてしていません」
――マハさんとしては自分が子どもの頃に食べた雑穀料理を、まさか日本人が食べたがるとは思わないでしょうね。このマッチングの楽しさはマハさんだけでなく、日本中にある世界の料理店、あるいは世界にある日本料理店の可能性なのかも。
小林:「そんな開かずの引き出しを今後もこじ開けて、お店と客の双方にメリットのある食企画ができればと思います」
日本とインドにおける共通点と差異を確認しながらいただく食事会は、知的好奇心の満足度がとても高かった。単純なおいしさやコスパだけを求めていたらたどり着けない味。食文化の深掘りの仕方は、まだまだたくさんあるのだなという学び。これらの料理に対応するであろう日本の家庭料理や雑穀の味も、もっともっと知りたくなった。
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千葉県柏市(増尾駅)のミナレストラン(Mina Restaurant)で、ベンガル人が作るケーララ料理を味わう
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