
書き出し小説大賞第206回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。
書き出し小説大賞では、この新しい文学を広く世に普及させるべく、諸君からの作品を随時募集し、その秀作を紹介してゆく。(ロゴデザイン・外山真理子)
著書に「バカドリル」「ブッチュくんオール百科」(タナカカツキ氏と共著)「味写入門」「こどもの発想」など。最近は演劇関係のお仕事もやってます。
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仕事の関係上もう6回もPCR検査を受けている。いづれも唾液検査で最初のうちはなかなか唾液が出ずに困ったがいまは検査キットを見ただけで唾が込みあげる。そのうち検査キットをおかずにご飯が食べられるだろう。
それでは今週もめくるめく書き出しの世界へご案内しよう。
書き出し自由部門
少し怖く、やさしい書き出し。
「嗚呼……」を付けがち。
午前0時氏のアジトもの。両方笑ったので両方採用です。
文字でしか表せないイメージ。
波のきらめきとミラーボールの反射。現代美術のような光景
モズのはやにえみたい。
書き出し規定部門 モチーフ『バディもの』
バディものであり、BL。
ケン(タウロス)さんとミノ(タウロス)さん
いなくなってわかる。
アシカとトレーナーのバディもの。好感しかない。
フォークダンスのときも。
どんな職場でもバディものはできる。
糸こんにゃくが単数なのか複数なのかという疑問、この作品を読むまで考えたことなかった!
それでは次回のお題を発表します。
『推し』
いまやすっかり定着した「推し」。似た言葉はファン、クラスタ、信者などいろいろあるけれど、推しにはどこかそれを好きだと宣言する自分なりの覚悟というか、責任感を感じる。誰もが自分を発信できる時代「好き」の表現もより多様になったようだ。あなたの推しにまつわる書き出しを募集します。
締め切りは2月5日、発表は2月7日を予定しています。下記の投稿フォームから部門を選んで送って下さい。力作待ってます!
最終選考通過者
ミオハヤテ 木村おいちょっ待て拓哉(koki) 渡嘉敷くんの答え タクタクさん タカタカコッタ 正常位石井 てふてふ 代表 戸 締役 カー助 鎌倉 山栗 ブーゲンビリア
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