特集 2026年10月10日

からあげ自慢!日本亭よ元気かい?

からあげのゴツゴツ感がたまりません

往年のドラマ「金曜日の妻たちへ」のパートⅡのサブタイトルは、「男たちよ元気かい?」である。

内容は観たことがないのでわからないが、今私は、男たちが元気かどうかよりも、昔よく食べた日本亭が元気であるかどうかが気になっている。

日本亭よ元気かい?

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。

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> 個人サイト 日本海ぱんく通信

いざ、府中へ!

日本亭とは、関東圏を中心に全国展開するお弁当屋さんチェーンである。

だからもっと家に近いところにも日本亭はあるのだが、今回は、20年ほど前まで通っていた東京の府中市にある日本亭が元気であるかどうかを観に行くことにした。

20年ぶりの府中

久々の京王線で特急に乗ったのだが、途中で千歳烏山の駅で停まったので特急と快速を乗り間違えたかと焦る。調べると2022年から千歳烏山も特急が停まるようにダイヤ改正されたらしい。

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変わりゆく府中

到着した府中駅は20年前とガラリと変わっており、突然ここに降ろされたら府中とわかるまで時間を要するほどである。さて、日本亭の開店まで時間があったので少し散歩してみることにしよう。

「ぷらりと」とな?

駅ビルの中に入るショッピングモールは「ぷらりと」という名前で、スープストックやらスタバやらが入るおしゃれ空間に変貌していた。

また大型書店は姿を消し、スーパーに変わっていた。

本屋さんはスーパーになっていた

ここにあった本屋さんで、雑誌「Smart」のモテ部屋特集を買い、真似して部屋を改造したものである。モテなかったが。

けやき並木

府中といえば大國魂神社へとつづくけやき並木。両側にならぶビルもお店もほとんどが変わっている。

無印もなくなり、その隣あたりにあった昭和の吉本新喜劇に出てくる、芝居の冒頭でお客が「おっちゃんここ置いとくでー」言いそうな大衆食堂もなくなっておった。

てんやのあった横丁は吉野家の入るマンションに
府中名物らいおんラーメンは健在!

少し歩いたところにあった当時住んでいたマンションを見に行った。

以前住んでいて追い出されたマンションは建て替わっていました

二か月遅れで支払っていた家賃があだとなり、契約更新を断られ追い出されたこのマンションは、建物ごと建て替わっており跡形もなかった。

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日本亭到着!

さて、開店時間が迫ったので日本亭へ行く。

ここが日本亭!

そうそう、日本亭といえばこの看板!

揚げ物中心のメニュー

日本亭は大きいからあげで有名である。

からあげとのり弁のセットメニュー
ハンバーグ関係のメニューたち

そのため、ほかのおかずとからあげのセットメニューも豊富である。

当時よくたべたのは、からあげとハンバーグのセット、通称「ハンから弁当」。

丼物とからあげ弁当のW弁当もの

〝&シリーズ〟なる、弁当を二つ組み合わせたシリーズは、食欲の落ちた今の私には食べきれそうにない。

待ち時間に読める漫画本コーナーもあります

日本亭は手作りにつき、出来上がりまで少し時間を要する。

私の後に入ってきた若者はお弁当を注文してから「ちょっとコンビニ行ってきます」と言い残して出ていったほどである。

ので、ここのお店では、待ち時間に時間を潰せるように漫画本が並べられている。

できあがりました

どこか食べられるところを探して歩く。途中でさっき「ちょっとコンビニ行ってきます」と言って出て行った若者とすれ違い、お互いに少し意識する場面があった。

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さて食べましょう

駅の近くにベンチがあったのでそこで食べることにする。

ベンチが前日の大雨でベタベタに濡れているので、下にビニール袋を敷いていることを許して欲しい。

弁当箱にかぶせてある紙まで懐かしい

弁当にかぶせてある紙をよくみれば可愛いイラストが描いてある。

蟹がおにぎりを持っている
当時よくたべた通称「ハンから(ハンバーグとからあげ)弁当」

さて、座って食べよう。先述のようにベンチはベタベタに濡れているので、ズボンもベタベタに濡れました。

若者の二大好きな物、カラアゲとハンバーグのコラボ

ハンバーグがデミグラスソースというのか、ドミグラスソースというのか、とにかくそういう味で味に深みがある。

このハンバーグのソースは、個人的にはドミグラスソースと呼びたい。

ドミグラスー!

うまい!んで懐かしい!そうそうこの味だよう、と涙が出そうになる。前日に「二十四の瞳」を観たので、それを思い出すだけで泣ける状態であったためでもある。

さて、懐かしのハンから弁当を食べた。

実は、注文の際、どうしてもひとつに絞り切れず、もうひとつ買ってあった弁当を開封する。〝&シリーズ〟で弁当二つは食べきれないと書いておいてなんだが、それくらいひとつに絞り切れなかったのである。

もうひとつの弁当、それが〝のりから白身明太弁当〟である。

通称のりから明太弁当

しつこいようですが、ベンチが雨でベタベタなのでビニール袋を敷いていて見苦しいことをお詫びします。

あげものに添えられる切り干し大根とピンクの漬物が嬉しい

これが、通称「のりから白身明太弁当」である。

のりの下に明太子おります
からあげはゲンコツ大、このからあげは細長いので指を閉じるバージョンのピースをしていることにしよう。

ゲンコツ大のからあげ二つに白身魚フライ、ちくわ天、それに加えて明太子を塗ったうえに海苔を敷いたご飯とくる。こんなものは若者なら喜ばない訳がない。

私の顔(大きめ)と比べてもこの大きさ
からあげの油分とご飯が合わさる
「ハーモニー!!!!!!!」

そして脇に添えられた切り干し大根と、ピンクの漬物が油まみれになった口の中に清涼感をもたらしてくれてうれしい。思わず「私ピンクの漬物~」とピンクレディーのサウスポーの替え歌を歌いたくなる。

ちなみにピンクの漬物は桜漬というらしい。


まとめ

日本亭よ元気かい?と20年振りに食べた日本亭は、私は心配するまでもなくとても元気であった。

それよりお前は元気なのか?と日本亭から聞かれても元気であると答えられるように生きていこうと思った。

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
弁当の包装紙がかわいい!ファンシーで40年ぐらい変わってなさそうな雰囲気です。
岡村さんの家賃滞納エピソードの後ろ暗さを吹き飛ばすほどでもありませんが、でかい唐揚げがあればなんとかなる。根拠なくそう思える読後感でした。(林)

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