ハートの目を作る
ハートマークの形のチャラチャラしたサングラスは何かしらのメディアでみたことがあると思う。
しかし、今回なりたいのはハートの立体が眼前に浮かび上がってる状態である。
難しいことはできない。どうしようか。
ちなみにアニメで見たハートはツヤツヤしているようだったので、白い紙粘土でハイライトを入れておいた。こういう繊細な仕事が作品に命を吹き込む。
繊細な一方で、せっかちな面も持ち合わせているぼくであるからして、接着方法は大胆にやりたい。
我ながら「強力両面テープを付けた水中ゴーグル」って、なんでこんな事になってるの……、というやり方だがうまくくっついたのでよかった。
これでだいたい出来上がりなのだが、乾燥させないと重みでゴーグルからハートが落ちてしまうことがあるので時間をあけることにした。
3日後
乾いたらビリビリに亀裂が入ってしまった。見た様子はハートのひものである。
これを見た編集部のメンバーから「紙粘土だからね」と言われた。事実だから仕方ないし、孤独には慣れている。
プロトタイピングなのでそういうことは仕方がない(いつからかプロトタイプになった)。
目がハートになる瞬間
近くで見るとアレだが、遠目に見たら気にならないかもしれない。前に進むしかないのだ。
みんな、変身よ!
このハートゴーグル、「30歳になってお互い独身だったら結婚しよう」の約束よりももろいので慎重に取り付けないといけない。
どうだろうか。
「目がハート」の完成だ! ハートのサイズ、厚み、とってもいい感じ。ほぼセーラームーンだ。
が、近くによると……。
本当ならAppleのゴーグル型端末Apple Vision Pro並みにツヤツヤになって欲しい。
Photoshopできれいにしてみたが「何?」という感想しか出てこないし工作記事の信用を失うので、今回は遠くから見ることにしよう。
設計図のない構築物にこそ味わいが宿るのだ。その旨、ご承知おきください……。
目をハートにして街を歩こう
目をハートにした状態で街を歩いてみよう。目がハートになる前となったあとの状態を比べてみる。
ちなみに前は一切見えません。恋は盲目と言いますので……。