はじめに
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はげます会専用メルマガコンテンツのひとつ、ライターの近況を聞くコーナー「さいきんどう?」を紹介します。先週はライターの小堺丸子さんの近況小噺が掲載されました。
初めての一番くじでラストワン賞を狙う (小堺丸子)
小堺丸子です。
私は今、夜ご飯をたべおわり、短い電話をしたあと、電車に乗ってわざわざ遠いコンビニ(ローソン)に向かっています。
駅からも15分かかるそのコンビニに何をしにいくかと言えば、「一番くじ」を引きにいくのです!
一番くじって知ってますか?私はつい最近知ったのですが、コンビニなどで引けるハズレ無しのくじ(もちろんかぶる事はある)で、アニメやアイドル、キャラクターなどのグッズが当たるそうです。
それらに興味を持っていないからか、知らない人生を歩んできました。
特にアニメが多いということで子供むけなの?と思いますが、値段は1回600~800円とかわいくありません。牛丼なら2杯食べられます。酢だこさん太郎なら70枚くらい買えます。そっちの方がいいんじゃないか。
しかし私はいま、初めての一番くじを引きに向かっています。さっきの電話で「あと残り8枚ですね。いっちゃいましょう!」と店員さんが言ってくれたからです。
狙うのは「水曜どうでしょう」の景品グッズです。「水どう」の新作DVD発売記念に一番くじをやっているそうなんです。最近ちょうど、また水どうを見返したくなりDVDボックス購入に踏み切ったという事があり、私にとってはとてもタイムリーなニュースでした。
で、この一番くじには「ラストワン賞」というのがあるんですよ。
最後のくじを引いた人だけがもらえる景品です。おそらく、最後らへんになるともう残りの景品が分かってしまう(棚に並んでるので分かる)ので買う気が失せるお客に、最後まで買わせるための施策です。よく出来てるなオイ。
で、私は初めてのくせに、このラストワン賞を狙うことにしました。だって他の景品より圧倒的に価値があるじゃないですか。しかも確実にもらえる訳です。さらに、今回のラストワン賞は、たためるミニテーブルと豪華!
でも、一番くじってどこの店でもやってる訳じゃないみたいなんです。ネットで調べることができるのですが、例えば台東区ならたった6箇所でした。そこでまずは、自分が行きやすいエリアの店に電話して、くじがどれくらい残っているかを聞くことにしました。すると、10か所ほど「もう売り切れています」との返事。このとき、まだ開始から1週間だったのに、もう無いんです!中には「1日目で全部無くなりました」という店も。。
焦りながらも、範囲を広げて聞き込みを続けたところ、まだ残っている店を発見!
「20回分以上ありますね」とのこと。…それは逆に多い! ラストワン賞を狙うのには多すぎるのです。金額は一回700円。さすがに無理。そこで私は少なくなったころを見計らうことにしました。
そして今夜。ついにあと8回となったのを電話で確認し、向かっているわけです。
いざ!!!
買いました。くじを引いた、というより、買った、の方が的確です。店員さんは、慣れた様子で8回、箱のバーコードをスキャン。5600円を一括払いしました。本来なら、くじの楽しみというのは一回ずつやって、何が出るかな~?だと思います。でも今回は、残りの景品がもう見えてるわけです。だから、くじを引く楽しみはもう皆無です。大事な何かを失った大人になったなと思いました。事前に読んでいた「ラストワン賞を取るには」という記事にも、「結局は財力」とありました。
それでも私はラストワン賞を取れて、とても嬉しかったのです。
(帰りの電車が事故のため遅れ、行き帰りでトータル2時間かかった事も報告しておきます)
終わってふたたび解説です
一番くじを引きラストワン賞を狙うために電車に乗って2時間かけてローソンへ行ったのすごいですね。くじの情報を教えてくれるいい店員さんにも恵まれてほっこりしました。無事ラストワン賞を取って景品もらった小堺さんはめちゃくちゃいい笑顔してますね。
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