特集 2026年4月16日

被写体だけぼかす「逆ポートレートモード」

これはいいぜ

ということでたどり着いたベストソリューションを紹介したい。

014.jpg
まずPET樹脂の板を自分の型紙に沿って切る。厚さは1ミリくらいあるとペラペラしなくて良い。
015.jpg
ここで登場するのがハンドクリーム。板に塗っていく。
016.jpg
ティッシュで薄く伸ばしたら完成!これが「逆ポートレートモード板」である。

板に油膜を張ると、反射を抑えながらも板の向こうが透けすぎず、ちょうどいいぼやけ具合になりそうなことがわかった。
油だとベタベタしそうなのでハンドクリームを採用。重ね塗りもやりやすい。

※余談だがこのハンドクリームはべつやくさんの記事で紹介されていたのが気になって使っている。こちらの記事も読もう!

017.jpg
そしてスマホスタンドから、スマホを挟む部分だけを取り出す。
018.jpg
3Dプリンターで印刷したパーツと組み合わせる。

これで逆ポートレートモード板がちょうどいい位置に来るのだ。

これで試してみよう!

019.jpg
こんな撮影風景になります。
020.jpg
できた!

板のエッジ部分が若干気になるが、かなりボケているのではないか。

021.jpg
ソフトウェアバージョンと比較してみる。

アナログ手法でも実現できることがわかり満足であり、実現したからなんなのかという気持ちになることに大満足である。

022.jpg
物が多い背景で撮るとより被写体にぼやけ感が出る。出ている気がする。

 

いったん広告です

外に繰り出そう

室内だけでは物足りない。やはり外に出て写真を撮らねば。

023.jpg
ということで毎回記事のたびに来ている、川。
024.jpg
外でハンドクリームを調整する。​​​​

さてどこで撮影したものか。 

025.jpg
いい感じの花が植えてある。ここにしよう。

ここで逆ポートレートモードを発動する。

026.jpg
こうなる。

背景もボケたな。

逆ポートレートモード板に自分がうまく重なるように調整するのが難しい。

027.jpg
位置がズレたがちょうど来た電車とパチリ。手前になんだかモヤモヤした物体(おれ)が写っている。

そんな中でうまくいった写真がこちら。

028.jpg
自販機と一緒に。

背景に写るものが大きいと、その前にいる被写体がぼやけることで対比され、背景が目立つ感じがある。
ポートレートモードは背景をぼかすことで被写体を目立たせるモードだから、これはまさにその逆が実現できているのではないだろうか。

ソフトでもハードでも、背景を活かすときは逆ポートレートモードをご活用ください。

029.jpg
板をヤスリがけしたらいいのでは?と試してみたら、ホラー感が出て本当にこわくなった。

 

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
ぼかし処理のやり方、けっこうたくさん素材用意したのに、最終的にハンドクリームに着地してるのが面白いです。そんなヌルっとした解決法があるとは…。
そして板でぼかしがかかっている写真、その向こうでどんな表情をしているかに注目して見返してみるともう一回味がします。(石川)

<もどる ▽デイリーポータルZトップへ

記事が面白かったら、ぜひライターに感想をお送りください

デイリーポータルZ 感想・応援フォーム

katteyokatta_20250314.jpg

> デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」が届きます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ