次点は姫路城で!
以上、当然といえば当然なのですが、本来の作りかたである葛粉の呉豆腐がいちばん好みであり、広くおすすめしたい一品でした。
葛粉さえ買ってきてしまえば簡単に作れるし、豆乳のブランドに凝ってみるのも楽しそう。気になった方はぜひ。
というわけで、呉豆腐作りは思いのほかうまくいってしまったので、ここからはおまけ。
そもそも、葛粉ってあんまり身近な食材ではないですよね。僕も今回初めて買ったし。そこで、もっと身近な食材で、お手軽に呉豆腐を作れないかの実験をしてみましょう。
液体固め食材の定番「かんてん」「ゼラチン」「アガー」。さらにレシピサイトで「葛粉は片栗粉で代用できます」という表記もよく見たので、
では、これらで作っていきましょう。
まずは片栗粉。こちらは作りかたも分量も葛粉とだいたい同じで大丈夫のよう。
はい完成。ただし、見た目がもう違いすぎますね。分量など、間違えてはいないはずなんだけど……
すると、やっぱり食感も別もの。もっちもちのとろっとろで、こっちのほうが好きという方もいるかもしれないけれど、僕は適度に弾力のある葛粉のほうが好きかな。
ここから以下は、作りかたはだいたい一緒。加熱した豆乳に、パッケージの記載どおりの分量を加えてよく混ぜ、冷蔵庫で冷やしておくだけ。
かんてんとは、紅藻類(こうそうるい)の海藻を煮込んで冷やし固めた「ところてん」を乾燥させたもの。かんてんって乾いたところてんだったんだ! 今回は、それを粉状にした「かんてんクック顆粒」という商品を使っています。
粗熱がとれたら
かなりよく混ぜたつもりなのですが、若干だまができてしまいました。
肝心の味のほうはというと、片栗粉よりさらに全然違う! 食感がふわっふわで、プリンやババロアに近いかな。これは、好みの問題ではあるでしょうが、また作ることはないかもな……。
あまり耳なじみのない方もいるかもしれませんが、アガーとは、ツノマタ、スギノリなど紅藻類の抽出物「カラギーナン」や、マメ科の種子の抽出物「ローカストビーンガム」などを原料とする凝固剤だそう。すごい、原材料ぜんぜん聞いたことがない。
あら〜、これも違うな〜。食感は玉子豆腐とか茶碗蒸しに近いですね。って、そもそもの用途と違うことをして文句を言ってるだけなのですが……。
ゼラチンは、動物の骨や皮に多く含まれるたんぱく質、コラーゲンが原材料。お菓子作りによく使われる食材ですが、そう聞くと不思議な気持ちに。
その他の食材は数時間で固まったのですが、ゼラチンだけはそれでは固まらず不安になっていたところ、冷蔵庫にひと晩入れておいたら無事固まってくれました。
あ、これはあれですね、甘さのない豆乳ゼリーですね。ものすごくなめらかでぷるぷる。呉豆腐とは別ものながら、こういう料理としてはぜんぜんあり。
「豆乳ゼリー」じゃ味気ないし、「白滝」みたいに、なにか新しい名前をつけたいところ。そうだな〜……白い外壁にちなんで「姫路城」でどうでしょうか?
以上、当然といえば当然なのですが、本来の作りかたである葛粉の呉豆腐がいちばん好みであり、広くおすすめしたい一品でした。
葛粉さえ買ってきてしまえば簡単に作れるし、豆乳のブランドに凝ってみるのも楽しそう。気になった方はぜひ。
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