やってみる
そうと決まれば話は早い。Amazonで道具とタイヤを注文して、届いたのが昨日の夜である。で、バスに乗ってあの日バイクを置いた駐輪場まで戻ってきたのだ。
これですでにバイクがなくなっていたいたらカップ酒でも買ってこの世を呪って生きて行こうと思ったりしたが、あの日の駐輪所には雨に濡れた原付が恨めしそうな顔をして待っていた。もしかしたら治ってんじゃないかとか思ったが、タイヤはパンクしたままだった。
さてそしたら直すわけだが、今回、パンクしたのが後輪だったのがさらにことをややこしくした。
原付も自転車も、基本的に後輪が駆動して前進するので、後輪のパンクを直すには、エンジンからつながっているチェーンを外さないといけないのだ。あとブレーキも。
だけどそこはyoutubeで調べた。
いまなんでも調べたらわかるので世の中に謎なんてないんじゃないだろうかと思う。いいのかそれで。ネッシーとかカッパとか生きていけないだろう。まあいいや。
youtubeで見た動画だと20分くらいでパンク修理を終えていた。しかしあれは確か本職のバイク屋さんである。
僕ははじめてなのでその倍、そもそもが不器用なのでさらに追加で1時間くらいあれば完成するだろうと見積もった。結果的に1時間半かかったので僕の見積りは大きく外れてはいなかったことになる。
youtubeで見た動画からメモした情報をもとに、ブレーキを外しチェーンを外し、後輪を外すところまでできた。
ここまですごく順調だったので、もしかしたらおれ前世バイク屋だったんじゃないかと思ったのだけれど、本番はここからだった。
パンク修理はタイヤをホイールから外すところが一番難しいのだ。
タイヤをホイールから外すには「タイヤレバー」という道具を使う。これは3本で1500円くらいだった。
どんな道具かというと、棒である。金属製の、ただの棒。しかしこの棒がないとタイヤはぜったい外せないのでやるなら買うべきだ。
30分ほど格闘してようやくパンクしたタイヤがホイールから外れた。
途中、10分くらいの段階で一度、あとは15分と20分、22分、26分くらいでそれぞれやめようと思った。あと5分外れなかったらあきらめていたかもしれない。タイヤ外すのそのくらい面倒くさい。
タイヤと書いたが、正確に言うとパンクしたのはタイヤの下に入っているチューブという部分なので、このチューブを新しいやつに交換したらタイヤ自体は再利用可能なのだけれど、今回はついでにタイヤも交換してしまうことにした。
そしたらチューブとタイヤを交換する。
これらをホイールにはめ込むのに、また外すときと同じくらいの時間と労力を要することになるのだが、もうここまでやったら後にはひけない。きっとタイヤレバーの使い方をちゃんとマスターしたら時短できるんだろう。
チューブとタイヤを新しい物に交換したらyoutubeで学んだ情報に従ってまたタイヤをバイクへと戻す。
この時、チェーンのゆるみを調整してやらないと、走行中にチェーンが外れたりするから危険らしい。怖すぎる。
バイクのパンクは自分でも直せる
バイクのパンクはやる気とyoutubeさえあれば自分で直せることがわかった。
ただこれが正解だとは思わないし、きっとなんとかしてバイク屋さんまで運んで直してもらう方が一般的なのだろう。しかし、自分で直せることがわかれば、これからの安心感が違う。
なんつって言いながら、いつでもタイヤレバーとか工具なんかを持ち歩いているわけもなく、たとえ道具があったとしてもまたこれをやるのかと考えると腰が引けるが、元気があればできる、という猪木さん的結論は得られたので今回はこれでよしとしたい。
このあと家まで直したバイクで帰ったのだが、寒すぎてもうだめかと思いました。

