いまこそリンク集(2024.1.27)

林雄司セレクト

小惑星の標本閉じ込めた頑固な留め具、やっと開いた　ＮＡＳＡ 米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）は１１日、地球近傍小惑星「ベンヌ」で回収した貴重な標本を閉じ込めたまま、なかなか開かなかった２個の留め具を、数カ月かけてようやく開くことができたと発表した。

NASAの探査機が持って帰ってきたカプセルがようやく開いた、というだけのニュース。10月にフタの留め具が引っかかってることがわかったので約3ヶ月かけてます。中の標本を傷つけないように専用の器具を2個作ったとのこと。

なかにどうでもいいものが入ってると最高なんですが、宇宙人がなかでフタあかないようにおさえていてもいいですね。

追加ニュース：NASA、やっと蓋が開いたOSIRIS-RExカプセル内の小惑星サンプルを画像で公開

テイラー・スウィフトのファンがガイコツに過去の衣装を着せて並べたニュース。

え、そんなの縁起悪くない？ファンなのに？と思ってしまうのですが、当人は「テイラー・スウィフトがこれ見ないかしら！」とコメントしているので、ハロウィンやガイコツに対する感覚がぜんぜん違うみたいです（この人だけかもしれない）

タイトルで言い切っている記事で本文にそれ以上の情報はありません。動画を見ても、それだけなんですが、羨ましいし仲間を見つけた気分です。 

甘くてにちゃにちゃした地味なお菓子の製造工程。好きなので調べてたら見つけました。予想外のところがひとつもなく、そうだろうなと思った通りの作り方をしています。

検索頻度による国ごとの人気ポケモン。ヨーロッパが国ごとに違っていて多様性を見せてます。あと、エジプトが意外。

紅茶のいれ方を米科学者がアドバイス、英国人の憤慨に米大使館が対応 英国人がこよなく愛する紅茶のいれ方を巡り、英米間で２５０年前のボストン茶会事件以来となる外交論争が勃発している。

「ボストン茶会事件以来となる外交論争」「大西洋をはさんで緊張状態が極限に達する中」など記事もあおり気味です。
「水道のぬるま湯で紅茶をいれる国」「氷を入れて出される国」というイギリス人の怒りもちょっとプロレスっぽいですね。本気なのかな。
しかし紅茶に氷を入れるとイギリス人はこんなに怒るのか、ということは分かりました。

爲房 新太朗セレクト

女子高校生レーサー“Juju” 野田樹潤選手(17) 教習所で運転免許取得中「ウィンカー出すの初めて！」日本人女性初のスーパーフォーミュラ出場に備え | ニュース 岡山・香川 | RSK山陽放送 岡山県美作市育ちでF1レーサーを目指す、フォーミュラカードライバー “Juju” こと野田樹潤選手。そのJuju選手は3月から日本最高峰のレース「スーパーフォーミュラ」に初の日本人の女性ドライバーとして参戦しま…

17歳の野田樹潤選手が国内レースの最高峰に出場ということで注目してるんですが、出場のためには普通車免許がいるので教習所に通っているというニュース。

ウィンカーを出したことがなかった、など言っていて面白いです。教習所の教官が緊張しているのも良い。

海岸で拾った空きびんの商品名を教えてください。お客様相談室に届いた一通のメール【こんにちは。お客様相談室です。】｜KIRIN お客さまと一番近い場所に立ち、お客さまとキリンをつなぐ「お客様相談室」 キリンを支える縁の下の力持ちとして、お客さまにキリンを好きになっていただけるよう、誠実なコミュニケーションを大切にしてきました。 連載「こんにちは。お客様相談室です。」は、実際にいただいたお客さまからのお問い合わせと担当スタッフのやりとりを紹介する企画です。 こんにちは。お客様相談室です。｜KIRIN お客様相談室が実際にお客様からいただいた問い合わせをピックアップし、担当社員とのやりとりを連載形式でご紹介します。 note-kirinbrewery.kirin.co.jp 本年度か

海岸で拾った空き瓶の正体が何か、という問い合わせが来たというキリンのお客様相談室のブログ記事です（前半部分だけで、後半は違う問い合わせについて）。

社内に聞いてみると「これだ！！」と製品までわかり、問い合わせしてきた人がその顛末をブログにまとめる、という流れなのですが…。

記事の展開として「お客様相談室に問い合わせてみるとこういうことがわかりました」というのはよくありますが、お客様相談室側の話がわかるのはおもしろいです。

勢い余って900字近いお礼メールを送ってしまうのがかわいいです。

石川大樹セレクト

インターリンクというドメイン販売をしている会社のサイトにあるブログで、「.cc」「.tv」「.sx」などのドメインに使われている島に実際に行ってどんな場所かレポートしています。

だいたいぜんぶ面白いのですが、個人的におすすめはこのスヴァールバル諸島（ドメインは「.sj」）のレポート。熊（ヒグマでなくシロクマ）が出るので銃を持っていないと立ち入り禁止のスポットや、島内でなくなると火葬しにノルウェーまで運ばれる話、流氷を網ですくって飲ませてくれるウイスキー、そして世界種子貯蔵庫…などなど、みどころが多すぎる。

すっごい昔の記事なので話題も古くて申し訳ないんですけど、当時MySpaceっていうSNSがあったんですよ。一時は世界シェア一位ともいわれたSNSでしたがどっちかというと日本ではそんなに使われてなくて、海外のインディーズバンドを調べてるとよく出てきました（音源をアップすることができる）。

そのパンクすぎる出自についての記事です。運営元はもともとスパムやスパイウェアを使ったマーケティング会社で、MySpaceは他のSNSサービスのパクリとして作られ、まっとうなSNSでは規制されるようなことを全部できるようにしてシェアを拡大し……という話。

いい悪いはともかく（というか悪いんですけど）、今では失われてしまった、インターネットがアナーキーだった時代の記録です。

Backblazeというバックアップサービスを使っているのですが、そのブログを見ていて見つけた昔のニュース（2015年）。

ある日、「会社のファイアウォールにお前のところがブロックされている」「バックアップサービスのサイトに、なぜこのような卑劣な画像を投稿するのか」などの不可解な苦情が届き始めました。よく調査してみると…

ベリーズに死す：IT業界の狂犬ジョン・マカフィーと頽廃の王国 2012年12月5日、かつてセキュリティソフトで名を馳せたジョン・マカフィーが逮捕された。カリブの小国ベリーズのジャングルに身を隠し、銃と女と犬に囲まれ、「たったひとりの王国」を築き上げたIT長者の人生の旅路。殺人容疑を課せられ進退窮まった現代の「カーツ大佐」。その心の、闇の奥へ。

公開は2013年と古いですが何度も読み返したくなる記事。マカフィーという有名なセキュリティソフトがありますが、その創業者がめちゃくちゃ破天荒なんです。

記事は記者とジョン・マカフィーのロシアンルーレットのシーンから始まります。履歴書の偽造から始まるキャリア、マカフィーの創業を経てジャングルにハーレムを作り、恋人に殺されかけ、警察を私有軍化…。破天荒すぎて3回ほど映像化されてるようなので、気になる方はそちらもどうぞ。

ほりセレクト

一歩手前だった「日本版パナマ運河」とは!?「琵琶湖～日本海直結」の夢はなぜ何度も散ったのか | 乗りものニュース 日本最大の湖・琵琶湖をそのまま北へ伸ばし「太平洋と日本海を運河で結ぼう」という壮大な構想が、実は約1000年前の平安時代から何度も浮かんでは消えています。

日本海と琵琶湖を運河で繋ぐ計画が平安時代からあったというお話。たびたび計画されましたが、結局実現せず。琵琶湖に巨大な商船が浮いてたら絶対面白いので実現して欲しかったです。

ジオゲッサーという、Googleストリートビューを活用した場所当てゲームがあります。
本来はインターネットがあれば自宅でプレイできるのですが、この動画では「その場所に実際に行って解く」という非合理的な解き方をしています。
旅行記としても楽しめるし、ジオゲッサープレイヤーの圧倒的知識量も面白いです。

 私の作成した全俳句データベースが元となった電子工作に関する記事です。バナナが発する放射線をガイガーカウンターで読みとり、ひらがなを当てはめることで、バナナが俳句を詠みます。すごい。

動画→
https://www.youtube.com/watch?v=49cBeGS0mbU
全俳句データベース→
https://horicun.moo.jp/contents/haiku/index.html

はげます会ではリンク集が数日に1回更新されています。

興味のあるかたははげます会にどうぞ！