特集 2026年10月8日

アーケードコントローラーのレバーを改造する

秋葉原にパーツを買いに行く

パーツは通販でも買いに行けるが実物を見て買いたい。なので秋葉原に行く。

秋葉原駅。人が多い。
駅の近くにドクターペッパーの自動販売機があった。攻めている。

パーツを買いに行く。秋葉原にはアケコンのパーツを売っている店がいろいろあるが、駅からも近い千石電商で買うことにした。

だいたいのパーツはここでそろう。

アケコンを改造する人が増えているのか、人が多い。あと、いろいろなパーツがあって迷う。

先日、東京ゲームショウで三和電子の方に相談した。ゲームセンターの筐体に使うレバーやボタンなどを作っているメーカーである。

アクチュエーターというパーツを太いものに替えることや、上方向の入力が入る位置を調整できる基板を使うことを教えていただいた。それらを組み合わせれば、希望の操作感に近づけられそうだ。

その話を参考に買ったのがこちら。

買ったのが、おすすめされた赤パイプというパーツと、ネットで買ったベアリングアクチュエーターというパーツ。レバーのところにつけるのだが、これをつけるとレバーを少し倒すだけで素早く入力できるようになる。
そして、これがレバーの基板。中央に見える赤や黄色の部分がスイッチで、レバーを倒すと押され、その方向が入力される。

写真では、下の部分だけ黄色だ。ここをよく見ると、

この線が入ったつまみを調整すると、レバーをどこまで倒せばジャンプするかを変えられる。

本当は店内も撮影したかったが、パーツを買うのに夢中で、撮影していいか聞くのを忘れた。そういうときもある。

でも、いろんなパーツがあって興奮するから、興味がある人は行ってみてほしい。

ソフマップで中古のアケコンも買った。ソフマップのテーマ曲を何度聞いたことか。ハローソフマップワールド。

パーツとアケコンを買った。これで改造ができる。やるぞ、おれはやるぞ!!

秋葉原でつけ麺を食べた。うまかったです。
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まずは今のパーツを外していく

家でやってもいいが、空気のこもった家の中でやるから失敗するのだ。なので外でやることにした。工作を家でやるのは古い、時代は川沿い。

やるぞ!

最初にやろうとした場所は、連日の雨で土が濡れていて、正座したら膝が濡れた。失敗のにおいがする。家でやったほうがいい。濡れないから。

ドライバーとペンチみたいなやつを用意した。このペンチみたいな道具はあとで説明します。
汚れないように袋の上でアケコンを箱から出す。
これが裏側。

本体の裏蓋はねじで留めてある。ただ、ねじを全部外したつもりなのに、全然開かない。なんだこれと思ってよく見たら、シールが貼ってある。

ドライバーで外す。外の風が気持ちいい。近くで野球をやっている少年たちの声が聞こえる。
シールが貼ってあった。怖いことが書いてある。ここからは自分の責任で進める。
そうやって開けたのがこちらです。線がすごい。

ドライバーを使うだけで簡単に蓋は外せた。前もそうだった。ここまでは簡単だったんだ。

この透明な部分を外す。

ガイドと呼ばれる透明な部品を外した。レバーを倒せる範囲を決める部品である。

 

上下左右の4か所に、ガイドを引っかけて留める黒い部分がある。

そして、右上のコネクターも外す。外していいのか。いいだろう、多分。
こんなさわやかな風が吹く中で、アケコンを改造するのは楽しい。
赤丸で囲んだ、輪の一部が欠けた形のパーツがあるだろう。これがEリングだ。

Eリングはシャフト(軸)の溝に横からはめ込んで、レバーの部品が抜け落ちるのを防ぐためのパーツである。

これが全然外れない。この外れなさがすごいのだ。このまま一生外せず、多摩川の河川敷にいることになるのかと思うと、それもまた人生だね。

ただ、それを外すための道具を買ってきた。

Eリングプライヤーという道具。

Eリングを外すときに使う専用の道具である。こんな小さいパーツを外すためだけの道具があるのだ。

外しにくいが、この道具があると外しやすいらしい。
全然外れない。

全然外れない。遠くでは子どもたちがボール遊びをし、カップルたちがワイワイしている。そんな中でアケコンを改造している自分。いろいろな人生がある。

ネットで調べると、穴にマイナスドライバーを引っかけて力を入れると取れるらしい。

このEリングを外す際は、袋をかぶせながら作業すると、吹っ飛んでも失くしにくいというアドバイスがあった。

そういうアドバイスを「まあ、大丈夫だろう」という気持ちで無視していく。ヒヤリハットが生まれる瞬間である。

マイナスドライバーに力を入れたら、外れた。袋をかぶせるアドバイスを無視したせいで、どこかに飛んでいって消えた。流れ星だったら願っていた。

外でこんな小さいパーツをなくしたら終わりである。終わらないでほしい。ちょっとあとで探します。

これが外れた状態。

レバーも分解できるので分解していく。レバーの丸い部分も交換をしたい。

レバーも外れた。

このボールみたいな部分(レバートップと呼ばれる)も交換してみたい。レバートップを変えると、握りやすさや力の加え方が変わり、レバーを動かしやすくなることもあるそうだ。試してみたい。

そう思って買ったのがこちら。

下が細くなっている。

何の形かわからないが、握ってみると、なんかいい感じがする。ただ、値段が約6000円。え、買ったアケコンとそんなに値段が変わらない。それだけいいものなんだと思う。

それだけいいものだから袋が全然開かない。マイナスドライバーで穴を開けてなんとかした。工作するときはハサミがあったほうがいい。
交換してみた。
いいぞ、なんかいいぞ!!

かっこいい。これだけで満足である。プラモデルを作っているときの満足感に近い。

ここで、アクチュエーターとバネも交換する。アクチュエーターは、秋葉原で買った赤いパイプより太い、ネットで買ったベアリングアクチュエーターを使う。

直径は赤い方が12mm、ベアリングの方が12.7mm。わずか0.7mmの違いだが、操作感に影響するという。そういう違いのわかる男だから。

バネは、買っておいたロングスプリングに交換した。操作がやわらかくなり、手首や指の負担が減るそうだ。

そして基板もつけていく。
順調すぎる。一部パーツがなくなったが順調。

自分でも怖いぐらい組み立てられている。自分の才能が怖い。実際には改造方法を調べながらやっている。ありがとう先駆者たち。

ただ、基板をつけているときに気づいたが、ずっとズボンのチャックが開いていた。
チャックは閉めたほうがいい。いつからだ? 朝から? 秋葉原をチャック全開で歩いていた? そんな怖いことあるかよ。

⏩ 電子工作は外でやらないほうがいい

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