帰宅後。自宅でお土産に買ったお菓子を食べながら、一日を振り返っていた。
![image15.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/6916/9882/7493/image15.jpg)
すると、降りてきたのだ。再びメロディが。ということで最後に聞いてください。心を込めて作りました。『私の銀座ウエスト』。
店内を一通り見せてもらった後、会議室で色々お話も聞かせてもらった。
冷静さをとうに欠いていた私は、取材というか信仰の告白モードに突入。「分かりますか?私にとって今日は、ビートルズファンがアビーロードスタジオに足を踏み入れたようなものなんですよ!」と、何故かお二人に圧力をかけてしまう始末。
しかし嬉しかったのは、新井さんがそれに引くどころか「分かります。私も昔からウエストが大好きだったんですよ!」と力強く同調してくれたこと。
今回一番驚いたのが、ヴィクトリアは未だに一つ一つ型で焼いてるし、リーフパイの葉脈模様は手作業で入れてる、ということ。
“丁寧さが積み重なって醸し出される重厚な雰囲気”というのは店内装飾だけでなく、ウエストのお菓子そのものにも言えることなのであった。
バターをはじめとした素材へのこだわりや、社長さんへの尊敬を熱っぽく語る新井さん。「働いている人達自身がこんなにも誇りに思える会社って素敵だな」と私の気持ちもさらに昂る。
その結果。「ヤバい奴が来た!」と思われるので控えていたのに、「実は私、以前ウエストのお菓子の応援歌を作ったんです!」と白状してしまった。
すると「あの記事書いた人だったんですか!読みましたよ。この歌詞を見るだけで涙出てきちゃう」と予想外の反応。なんとあの記事、社長さんも読んで下さったとのこと。怒られるんじゃないかと少し心配だったが、良かった~。
ちょっと悲しい情報も。私のチームではクリーンナップを任せていた「カシューナッツ」選手が、今年の9月をもって現役を引退(廃番になった)とのこと。大好きな選手でした。今までありがとう!お疲れ様。
最後にもう一度店内に戻り、我々三人はそれぞれのお土産を買いこんだ。
こうして幸せな時間はあっという間に終わりを迎えたのであった。
帰り道。この良き日を終わらせたくなくて、林さんと橋田さんに「生ケーキだけでも、一緒に食べません?」と提案した。食べながら感想言い合ったりしたかったのだ。2人が快く了承してくれたので、急遽公園に立ち寄る。
林さんも橋田さんも案の定、「美味しい!」を連呼してくれた。
私の人生の大切な1ページが、新たに書き加えられたのでした。
帰宅後。自宅でお土産に買ったお菓子を食べながら、一日を振り返っていた。
すると、降りてきたのだ。再びメロディが。ということで最後に聞いてください。心を込めて作りました。『私の銀座ウエスト』。
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