どんどん表彰していきましょう
高瀬さんのほめてほしいことは「家の録画用HDDがいっぱいになったので、いつか見ようと思っていた録画番組を消しました」という内容。10年前くらいの録画データも残っていたらしい。
消しゴム賞である。消すという作業に対して例えを入れてきたな。
必要にかられて消した、ということで前向きな理由ではない行動ではあったが、「何事にも消去する有機を持つ姿勢は、創造性に満ちた人生をもたらす」とほめにほめている。
贈呈元の消しゴム研究会もいい。そんなに大きな組織ではなさそうだな、という気持ちになる。
自分も昇降デスクを買ったがあまりの重さに1年放置したので気持ちはよくわかる。
そんな月餅さんに与えられた賞はこちら。
一人で頑張って組み立てた、というくだりが「孤高」と表現されているようだ。かっこいい。
そして何と言っても贈呈元の組織名、北斗DIY協会である。
謎の組織がAIによりどんどん生み出されている。
うちの会社も出張は9~17時の勤務扱いになるので、それ以上の労働は損である。
そんななか始発で向かって終電で帰ってきた橋田さんはすごい。
シンプルな賞が出た。
大阪市出張労務部という謎の部署から贈呈されている。
最後はウェブマスター林さんである。
3ヶ月はなかなかである。そんな林さんには……
社内表彰になった。
「素早く正確な経費精算に感嘆します」「今後も、同様の精神で業務に取り組んでいただけることを期待しております」という文章からは皮肉っぽさを感じるのは気のせいだろうか。
腕組みしてこわい顔をする経理部の姿が脳裏をよぎった。
さらに表彰していく
前述の通りこの日は「してんビンゴフィールドワーク」というイベントで読者の方が来られていたので、表彰させてもらうことにした。
「表彰させてください!」という人生で初めてのお願いをした。
そもそも12リットルの液体が人体に入っても大丈夫なのかという気持ちになるが、仙人ならまぁいいか、と無理やり納得せざるを得ない。
飲みっぷりを維持してほしいと書いていてとんでもないことを言っているなと思ったが、酔乱倶楽部からの贈呈とのことでさもありなんとこれも納得である。
「可愛さを振りまいてくれる」というこちらの記述に対して、「愛くるしい姿と歌声」と具体的な対象を挙げてほめている。すごい。
そしてスイートピー愛鳥賞という賞が今回のために設立されている。人間以外にも万全の体制だ。
友人にあげてきます!と喜んでくれたが、イワナガさんとスイートピーの元に届いただろうか。
最後に紹介したい賞状はこちらだ。
これはもう究極だ。
生きとし生けるものすべてに当てはまる。
このわずか6文字に対してAIは生命力爆発賞を生み出した。
どんな内容にもこれまでの知識を活かしてパッと出してくれる、まさにAIの面目躍如といったところだ。
みんなニコニコで帰っていった。
賞状セラピーが爆誕した瞬間である。
みんな表彰式やろうぜ
こんなに自己肯定感が高まる行為はないのではないか。
AIを使うことで簡単にいい気分になれる。
ちなみにAIに渡していたプロンプト(指示する内容)は以下の通りである。
気になる人はChatGPTで試してほしい。今回のプログラムを作っている間に最新版のGPT-4がリリースされたので、そちらを使うともっとすごい賞状が作られるかもしれない。
----------
(受賞者名)は、(ほめてほしいこと)。そのことに対して架空の賞を設定し、さらに賞状を贈呈するとします。「賞の名前」「その賞状に記載する文章」「授与する組織名」を考えて、それぞれ回答してください。賞状に記載する文章は勝手に考えてよく、200文字程度としてください。