1週間を振り返る(東京都心周辺)
ようやく終わりました!
夏休みの宿題が終わった子供のように、スッキリな気分。この週末で秋雨前線が南へ遠ざかって、長かった今年の秋雨シーズンがやっと終わった。
振りかえってみると、8月の下旬から曇りやすい状態がつづいて、1か月半以上の長いお付き合いとなった。
ほんと今年の秋雨には最後の最後まで苦戦させられて、先週も木曜(18日)はハズレに。もっと曇ったり雨が降ったりすると見ていたのに、けっこう晴れ間。秋雨前線がスーッとはなれて、肩すかしをくらわされた。
でも、もやもやした秋雨も終了~。カモーン秋晴れ!
【今週のみこみ】この先の気温は、亜熱帯産の空気vsシベリア産の空気
先週から急に冷えるようになった日本列島。ただ、このままどんどん寒くなる年もあれば、またちょっとした暑さが戻ってくる年もある。
このさき、ポイントになるのは台風26号。来週にかけて日本に向かって、じわじわと北上してきそうだ。
もし台風が本州付近まで近づくようなことがあれば、亜熱帯産の空気を連れてくることになり、またプチ暑さが戻る。
でも、台風が日本に近づけず、東へカーブしていけば、それだけシベリア産の冷たい空気が強く、列島をガードしているということ。
いちだんと寒くなる。
来週にかけて、もっと冷えるようになるのかどうか、台風に注目!
今週の格言
質問コーナー
「初雪」と観測されるのは、気象台の職員が目で見たときです。「何時何分から雪が降りはじめた」などと分単位で、観測記録に残されます。
ただ、さすがに24時間ずっと外を見ているのは無理です。なので、「雪が降るかも」と予想される日は、外をひんぱんに見るようにするそうです。
2年前に奄美や沖縄で歴史的な雪が降ったときは、「降るかも」という状況だったので、じっと外を見ていて見逃さなかったんでしょうね。
あとは、降水がちょっとでも感知すれば記録される観測器があるので、それで降水があれば、雪かどうか確認するようですよ。
でも、「降るかも」の見通しがいつも当たるわけではないですし、ほんのわずかな間だけ降るときもあります。なので、「あっ、もしかしたら、もうちょっと前から雪が降ってたかも」ということはあるかなぁ、と話を聞いた気象庁のかたはおっしゃってました。
秋にチラっと人知れず降った幻の初雪って、意外とあるのかもしれませんね。
TEN-DOKU
先週の問題は、こちらでした。正解と次の問題は、来週アップします!
追加のヒントは、「低気圧や前線が本州の南を進もうとしていますね」です。
解答はこちらから↓
理由などとともにお願いします。
正解は来週に!