特集 2018年9月6日

Facebook Messengerアプリの受信通知がエアホッケーに似ている

この2つ、似ているとずっと思っていました。
この2つ、似ているとずっと思っていました。
私は今、ほぼ100%リモートで仕事をしています。
対面で打ち合わせをするということがなくなりました。取引先とのやり取りはEメールが1割、メッセンジャーアプリが9割です。

一番使うアプリがFacebookのMessengerというアプリ。
このアプリはスマホにお知らせが来ると、メッセージをくれた相手のFacebookで設定しているプロフィール写真の円形アイコンが画面に勢いよく飛び出てきます。
その動きが「エアホッケーに似ているな」と思ったのでエアホッケーで再現してついでに遊んでみました。
1987年埼玉生まれの栃木育ち・群馬県在住。
週末は群馬の温泉を巡っています。
漫画やイラストを描いたり、それに付随した講師もたまにしております。(動画インタビュー)

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> 個人サイト Nuki

Messengerのお知らせがエアホッケーっぽい

まずはじめにMessengerアプリのお知らせとエアホッケーが似ていることを確認してください。

左がMessenngerアプリの通知、右がスマホの画面風に加工したエアホッケーです。
Messengerはお知らせが来ると、円形のプロフィールアイコンが端からメッセージと共に飛んできます。
!
メッセージを読むまでスマホの画面に円形アイコンが表示され…
メッセージを読むまでスマホの画面に円形アイコンが表示され…
そのアイコンを指で動かすことができるのです。
そのアイコンを指で動かすことができるのです。
指で動かした感じ。スイッスイッと動くアイコン。背景もあいまって完全にエアホッケーです。
指で動かした感じ。スイッスイッと動くアイコン。背景もあいまって完全にエアホッケーです。
「すごくエアホッケーっぽい!」と盛り上がったのですが、今回協力してもらった友人に聞いたところ、iPhoneはエアホッケーにならないそうです。Androidのみエアホッケー状態になるそうです。
iPhoneはこういった通知がくるそうですが、機種・設定によって違うかもしれません。
iPhoneはこういった通知がくるそうですが、機種・設定によって違うかもしれません。

Messenger式エアホッケーの作り方

先に比較動画で見せてしまいましたが、この通知があまりにエアホッケーに似ているので、おもちゃのエアホッケーで作ってみました。
冒頭は比較動画でしたが、エアホッケー単体はこんな感じです。
冒頭は比較動画でしたが、エアホッケー単体はこんな感じです。
作り方をご紹介します。まずエアホッケーのおもちゃを買います。
2000円でした。これでいつでも家でエアホッケーができます。
2000円でした。これでいつでも家でエアホッケーができます。
印刷したアイコンを盤面に貼って、空気が通るように穴をあけたら背景はできあがりです。
印刷したアイコンを盤面に貼って、空気が通るように穴をあけたら背景はできあがりです。
飛ばしたい人のFacebookプロフィール写真を拝借し、厚紙で円形アイコンを作って飛ばしましょう。
飛ばしたい人のFacebookプロフィール写真を拝借し、厚紙で円形アイコンを作って飛ばしましょう。
アイコンは下に2mmのスチレンボードを付けました。
厚紙に印刷しただけでも十分にエアホッケーできるのですが、厚みがあったほうがアイコンがぶつかり合って対戦がエキサイティングになります。
本当はエアホッケーの盤面にスマホの画面を再現したかったのですが、紙一枚敷くと空気の膜がうまくでませんでした。
本当はエアホッケーの盤面にスマホの画面を再現したかったのですが、紙一枚敷くと空気の膜がうまくでませんでした。

エアホッケーの思い出はほぼ無い

帰省中に(失敗に終わった)スマホシートに穴をあけていたら祖母に「お盆なのに内職かい?手伝ったらその分私にお金頂戴」と何回も言われた。
帰省中に(失敗に終わった)スマホシートに穴をあけていたら祖母に「お盆なのに内職かい?手伝ったらその分私にお金頂戴」と何回も言われた。
そういえばエアホッケーは学生以来やっていない気がします。

エアホッケーをやった回数より、関口宏の東京フレンドパークのハイパーホッケーで「私ならホンジャマカとこう戦う」という妄想戦略に思いを馳せた回数のほうが多いかもしれない。

Messengerエアホッケーで遊ぶ

Messengerアプリの通知はエアホッケー。ということが確認できたので、自分のアイコンを飛ばして遊びます。

エアホッケーは一人ではできないので相手を募集しました。
「自分の顔をエアホッケーで飛ばしませんか?」という謎の募集に手を上げてくれたN西さん。公園で撮影しました。
「自分の顔をエアホッケーで飛ばしませんか?」という謎の募集に手を上げてくれたN西さん。公園で撮影しました。
N西さんはデイリーポータルライター三土さんの後輩で、13年前に三土さんの記事に弟役で出演しています。

自分の顔と相手の顔を飛ばしてみる

Messengerのお知らせアイコンはメッセージを送ってくれた相手の顔が出てくるため、自分のアイコンを自分のスマホで飛ばすことはできません。エアホッケーならそれができるのでちょっと楽しみです。

「どんな感じになるのかな…」アイコンをそれぞれ並べてスイッチオンすると…
!
全部流れました。
これが私のツボにハマってこのあと3回やりました。
気を取り直して。
気を取り直して。
盤面にアプリのアイコンが貼ってある方は、凹凸ができて滑り止めの効果が。公平ではない作りになっています。
盤面にアプリのアイコンが貼ってある方は、凹凸ができて滑り止めの効果が。公平ではない作りになっています。
ルール
・顔アイコンを3枚つかう。
・右上に未読数の赤丸がある自分アイコンが最後まで落ちなかったら勝ち。
・自分・相手のアイコンはさわっても可。
ルールを事前に考えてこなかったので、即興でふわっとしたルールを設定しました。

一刻も早くアイコンをエアーで飛ばしたい欲望がルール設定の甘さに響きます。
とにかく、真ん中の赤丸がついたやつが最後まで残ったら勝ちです。
とにかく、真ん中の赤丸がついたやつが最後まで残ったら勝ちです。
!
シュパパパ。
!
カンッ!コンッ!
!
カンカン!コン…!
!
スイ…!カコン!「…あ!N西さんのが落ちた!」
!
「やったー!勝った!」

…と喜んでいますが、むしろN西さんが飛ばしたアイコンが私の守りを突破して落ちたのだから、ふつう負けになるのは私の方ではないだろうか?ルール設定の甘さよ。

Messengerアイコンホッケー感想

世の中に無いゲームなので、脳が受け入れるまで少し時間がかかりました。
しかし回数を重ねると、だんだんと動体視力が養われて飛ばし方・返し方がうまくなります。
アイコンが高速で行き来するので、赤丸のついたアイコンを認識するのに動体視力が養われます。スポーツの特訓にどうでしょうか?

ぬっきぃ:ルールがよく分からないけど勝つと嬉しい。
N西さん:ルールがよく分からないけど負けると悔しい。
自分のアイコンが嬉しい!と言っていたN西さん
自分のアイコンが嬉しい!と言っていたN西さん
やり始めは「つまんねー!」「意味がわからない」と談笑しながら遊びましたが、何度もやっていると黙々と真剣勝負に。

新しいゲームってこうやって受け入れられるんだなぁ。というのがわかりました。

占い機能もつけたよ!

占い結果のディスクを作りました。
占い結果のディスクを作りました。
占い結果のディスクを何枚か作りました。

悪い結果が出て、それに引っ張られて一日暗い気持ちで過ごすのは嫌なので、いい結果を多く作りました。

またしてもルールを考えてこなかった主催者

Messengerエアホッケー台ができたのは撮影日当日で、ゲームのルールまでは考えられませんでした。

エアホッケー台ができた時点で安心しちゃったんですよ。またしても即興で遊び方を決めます。
どうやって占いをしようかな…と考えていると
どうやって占いをしようかな…と考えていると
「結果が見えないようにディスクを反対にして、ボクが守るからディスクを飛ばして。守りをかいくぐって落ちたのを今日の運勢にすればいいんじゃないかな」とN西さん。
「結果が見えないようにディスクを反対にして、ボクが守るからディスクを飛ばして。守りをかいくぐって落ちたのを今日の運勢にすればいいんじゃないかな」とN西さん。
それだ…!
うおおおおお!
うおおおおお!
スコン! 今日の運勢は…
あんなに沢山いい結果のディスクを作ったのに!
あんなに沢山いい結果のディスクを作ったのに!
この結果が気に入らなかったので2回やり直しましたが、2回とも「ぬれぎぬをきせられる注意!」でした。

「不吉ですね~」なんて喋ってると、雷とゲリラ豪雨が。

濡れ衣(無実の罪)は着せられませんでしたが、衣服は濡れました。この占いはあながち間違いではないかもしれません。

夏休みは楽しい

今回はお盆の帰省中にMessengerエアホッケーで遊びました。「あー、夏休みってこんな感じで友達とあそんだよなぁ」と学生の頃が懐かしくなりました。
撮影後の打ち上げで食べたチャーハン。
撮影後の打ち上げで食べたチャーハン。
撮影後、友達を呼んで「打ち上げ」と称してアルコールを摂取して終電で帰った。

打ち上げの時間は撮影時間よりはるかに長かったです。

「あー、これが大人の夏休みだわ」と帰りの電車で考えていましたが、道中、胃からこみ上げるものがあり途中下車して終電を逃し、お母さんに迎えに来てもらいました。「晩御飯だよ」とお母さんに迎えに来てもらっていた頃となに一つ変わらない平成最後の夏でした。
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