1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
泣くか泣かないか、空との心理戦に負けました
水曜(30日)は、朝からドンヨリ。「今にも泣き出しそうな空」と、みんなが言いそうな空だった。
同じ表現はしゃくなので、それは言うまいと、「泣くのをこらえて強がっている空」と朝のテレビの天気予報で言ってみた。各方面から「いい表現!」とお褒めのコメント。よっしゃーと喜んだものの、かんじんの雨がなかなか降り出さず……。
雨雲の厚みがイマイチだったせいか、箱根など関東西部の山々をなかなか越えられなかった。けっきょく降り始めたのは昼頃という結果に……。思ったより心が強い空だった。
翌日の木曜も、また雨の予報。今度は慎重に…とのぞんだものの、夜から降り出す予報が、昼頃から降り出して大ハズレ。
あっさり泣きすぎ!もうちょっと涙をこらえてよ! 梅雨が近づくと、空の心は読みづらい!
同じ表現はしゃくなので、それは言うまいと、「泣くのをこらえて強がっている空」と朝のテレビの天気予報で言ってみた。各方面から「いい表現!」とお褒めのコメント。よっしゃーと喜んだものの、かんじんの雨がなかなか降り出さず……。
雨雲の厚みがイマイチだったせいか、箱根など関東西部の山々をなかなか越えられなかった。けっきょく降り始めたのは昼頃という結果に……。思ったより心が強い空だった。
翌日の木曜も、また雨の予報。今度は慎重に…とのぞんだものの、夜から降り出す予報が、昼頃から降り出して大ハズレ。
あっさり泣きすぎ!もうちょっと涙をこらえてよ! 梅雨が近づくと、空の心は読みづらい!
カッコつけたコメントをするときは、ちゃんと当たるか見きわめないとなぁ。
【今週のみこみ】今週のラッキーアイテムは「レインブーツ」
梅雨前線の雲が、本州にじわじわと接近中。火曜(5日)に西日本から雨が降り出して、水曜は東日本でも雨に。このタイミングで、関東から西の各地は、梅雨入りしそうだ。
梅雨入りの発表があると、一気に売上がのびるのがレインブーツ。実際に雨が降ったかどうかよりも、「梅雨入り」という声が購買のあと押しをするそうだ。
天気の情報が世の中を動かしているというのが、この仕事にたずさわっている者としては、ちょっと嬉しい。
梅雨入りの発表があると、一気に売上がのびるのがレインブーツ。実際に雨が降ったかどうかよりも、「梅雨入り」という声が購買のあと押しをするそうだ。
天気の情報が世の中を動かしているというのが、この仕事にたずさわっている者としては、ちょっと嬉しい。
週末は、台風が発生して北上? 大量の湿気と雨雲が、どこまで北上してくるか?
さて、ただでさえ先の予報が読みづらい梅雨だが、今週後半は、さらに悩ましい要素が。
フィリピンの東に台風の卵っぽい雲のかたまりがあり、これが台風まで成長して、日本の南に北上してくる可能性がある。
さすがに、真夏や秋のような威力はないが、もし日本の南までくると、雨のもととなる湿気を大量に運んでくることに。そうなると、週末は太平洋側の地方を中心に、雨が強まる。
外に出る予定があるなら、レインブーツなど濡れても大丈夫な靴が、あなたを守ってくれるはず。
週末の雨のカギをにぎる台風の卵。どうなる?
フィリピンの東に台風の卵っぽい雲のかたまりがあり、これが台風まで成長して、日本の南に北上してくる可能性がある。
さすがに、真夏や秋のような威力はないが、もし日本の南までくると、雨のもととなる湿気を大量に運んでくることに。そうなると、週末は太平洋側の地方を中心に、雨が強まる。
外に出る予定があるなら、レインブーツなど濡れても大丈夫な靴が、あなたを守ってくれるはず。
週末の雨のカギをにぎる台風の卵。どうなる?
今週の格言
『台風は湿気の運び屋。日本に近づくと、大雨&ジメジメの季節にガラッと変わる。』
『台風は湿気の運び屋。日本に近づくと、大雨&ジメジメの季節にガラッと変わる。』
質問コーナー
私は低気圧が来ると、日中でも眠くなってしまいます。低気圧を恨めしく思うことも多々あります。
もし、日本に低気圧が来ない気候になったら、日本はどうなってしまいますか?
単調な天気になると思います。
低気圧が来ると、頭が痛くなる人もいれば、さわぐ子どももいますし、気持ちが沈む人もいるなど、いろいろな方がいらっしゃいます。気象予報士は、予報の張り合いが増すので、テンションが上がる人が多い気がしますね。
さて、ご質問の答え。日本によく来る温帯低気圧(いわゆる普通の低気圧)は、温度差が大きくなったときに、空気をかきまぜて、温度差を解消しようと発生します。
つまり、低気圧が来ないということは、空気をかきまぜる必要がないということ。イコール、ずっと同じような空気に覆われているということになります。
ということは、ずっと暑いか、ずっと寒いか、もしくは高気圧に覆われつづけてずっと乾燥しているか……などといった天気でしょうか。みなさんは、どれがいいですか?
ちなみに、どれになったとしても、天気の変化がとぼしくなるので、天気予報は今ほど必要とされないでしょうね。
気象予報士という資格も生まれてないかも。う~ん、それはそれで困る!
さて、ご質問の答え。日本によく来る温帯低気圧(いわゆる普通の低気圧)は、温度差が大きくなったときに、空気をかきまぜて、温度差を解消しようと発生します。
つまり、低気圧が来ないということは、空気をかきまぜる必要がないということ。イコール、ずっと同じような空気に覆われているということになります。
ということは、ずっと暑いか、ずっと寒いか、もしくは高気圧に覆われつづけてずっと乾燥しているか……などといった天気でしょうか。みなさんは、どれがいいですか?
ちなみに、どれになったとしても、天気の変化がとぼしくなるので、天気予報は今ほど必要とされないでしょうね。
気象予報士という資格も生まれてないかも。う~ん、それはそれで困る!
TEN-DOKU
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。