1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
曇りの予報って意外となやましいんです
先週の金曜(21日)は、高気圧に覆われて、「晴れ」しか考えていなかった。
ところが、結果は、意外と雲が多い空に。うすい雲が中心で、たいした曇りではなかったが、「曇って肌寒い」という声があちこちから。
これくらいの曇りなら、夏はみんななんとも思わないのに、秋に気温が下がってくると、日差しの温もりが少なく体感でバレてしまう。うすい雲が、難敵になるやっかいな季節がやってきた。
そこまで分かってるんだったら、曇りのこともちゃんと考えて予報したら?という声が聞こえてきそうだが・・・そのとおり!以後、気をつけます!
ところが、結果は、意外と雲が多い空に。うすい雲が中心で、たいした曇りではなかったが、「曇って肌寒い」という声があちこちから。
これくらいの曇りなら、夏はみんななんとも思わないのに、秋に気温が下がってくると、日差しの温もりが少なく体感でバレてしまう。うすい雲が、難敵になるやっかいな季節がやってきた。
そこまで分かってるんだったら、曇りのこともちゃんと考えて予報したら?という声が聞こえてきそうだが・・・そのとおり!以後、気をつけます!
逆に、日曜は曇ることを用心していたら、想像以上に晴れ。秋の曇りは、なやましい。
夏日と雪が同時にきました
先週は、関東から西の各地で25℃超えの夏日に。九州や四国では、30℃を超えたところもあったほどだ。
中国へ進んだ台風2つが、南から暑い空気をジワーッと北へ引き上げてきた。
一方で、北海道には寒気がやってきて、各地で雪に。札幌や旭川などで初雪となった。
こうやって、記事に書いたり、ニュースで扱うぶんには、「おぉ、北と南の気温差すごい!」と興奮していればいいが、北と南を、仕事などで移動する人にとっては、体がついていかなかったり、服装の準備だったり、たいへんな気温差。
そういや、野球の日本シリーズは、北海道と広島の対決。日本ハムファイターズが広島で2連敗したのは、この気温差も影響してるんじゃないかと、ちょっと思ったり。
と、書いといて、カープが寒い北海道で勝ちまくった場合は、この気温差の話は、脳内から登録抹消をお願いします。
中国へ進んだ台風2つが、南から暑い空気をジワーッと北へ引き上げてきた。
一方で、北海道には寒気がやってきて、各地で雪に。札幌や旭川などで初雪となった。
こうやって、記事に書いたり、ニュースで扱うぶんには、「おぉ、北と南の気温差すごい!」と興奮していればいいが、北と南を、仕事などで移動する人にとっては、体がついていかなかったり、服装の準備だったり、たいへんな気温差。
そういや、野球の日本シリーズは、北海道と広島の対決。日本ハムファイターズが広島で2連敗したのは、この気温差も影響してるんじゃないかと、ちょっと思ったり。
と、書いといて、カープが寒い北海道で勝ちまくった場合は、この気温差の話は、脳内から登録抹消をお願いします。
【今週のみこみ】週末に本州でも雪が降るかに注目です
南の暑い空気と、北の寒い空気の、押し相撲。今週は、北の寒い空気が、少しずつ攻勢をかけてくる。
木曜(27日)は、北海道に雪を降らせるくらいの寒気がやってきて、週末(29日・30日)は、さらに寒気が南まで。
木曜(27日)は、北海道に雪を降らせるくらいの寒気がやってきて、週末(29日・30日)は、さらに寒気が南まで。
上空1500mで-6℃以下が、平地でも雪が降る目安。週末は青森が微妙なライン。
青森県でも、平地で雪の降る可能性があって、標高2000m級の山なら、関東北部~甲信地方でも、雪の降るところがありそうだ。
もちろん、気温はガクンと下がって、週末からは本州でも秋が一段と深まる。
寒気がどこまで南下してくるか? 結果は来週の記事で!
もちろん、気温はガクンと下がって、週末からは本州でも秋が一段と深まる。
寒気がどこまで南下してくるか? 結果は来週の記事で!
今週の格言
『暑い時はただのうす雲も、寒い時は予報の難敵に。』
『暑い時はただのうす雲も、寒い時は予報の難敵に。』
質問コーナー
このごろテレビの天気予報を見ていると、「午前3時の気象図です」とか、「午前3時の台風の位置です」など、やたら午前3時が目立つような気がするのですが、これは時間的に何かあるのでしょうか。
世界標準時に合わせているからです。
よく気づきましたね~。そうなんです。朝の天気予報だと、「午前3時の」が多くて、お昼の天気予報だと、「午前9時の」天気図や台風の情報が多くなっています。
たとえば、午前3時なら、3時に観測された気圧などのデータが集まり、それをもとに気象庁で天気図が描かれて、だいたい2時間~2時間半後に配信されるんですね。それが朝の天気予報に使われます。
では、なぜその時間なのか。これは、世界共通の決め事だからです。
天気図を描くには、同じ時間のデータを国境に関係なく集めて、描く必要があります。 そのため、「ある時間は、みんな観測をいっぱいしようね」となっているわけです。
それが、世界標準時間の午前0時(日本時間午前9時)、午前6時(日本時間午後3時)、正午(日本時間午後9時)、午後6時(日本時間午前3時)なんですね。
たとえば、午前3時なら、3時に観測された気圧などのデータが集まり、それをもとに気象庁で天気図が描かれて、だいたい2時間~2時間半後に配信されるんですね。それが朝の天気予報に使われます。
では、なぜその時間なのか。これは、世界共通の決め事だからです。
天気図を描くには、同じ時間のデータを国境に関係なく集めて、描く必要があります。 そのため、「ある時間は、みんな観測をいっぱいしようね」となっているわけです。
それが、世界標準時間の午前0時(日本時間午前9時)、午前6時(日本時間午後3時)、正午(日本時間午後9時)、午後6時(日本時間午前3時)なんですね。
国際的な天気図。左上に「231800UTC」とあるのは、世界標準時23日18時の天気図ということ。日本時間24日午前3時。
なので、昔からこれらの時間は、天気予報の世界の基本時間となっていて、天気図や台風などさまざまな情報が、世界各地で配信されています。
天気画面のすみっこの情報が気になり出したら、天気好きへ一直線。みなさん、ウェルカムですよー!
天気画面のすみっこの情報が気になり出したら、天気好きへ一直線。みなさん、ウェルカムですよー!
詰め天気
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。