あの世界観をおうちで再現したい!
あの世界観をなんとか家でも味わいたい…でも、市販されている模型は結構高い。結構高い上に、わりと部品が鋭利だ。2歳の子がいる我が家にはちょっと危険。
…よし、作ろう!こういう時は工作だ!やるぞ!
設計図を描く
まずは動力部をどうするか。家に置くことが前提なんだけど、いかんせん我が家は狭い。机の上ですべてを完結させる必要がある。というわけで、動力部については小さなベルトコンベアのようなものを作ることにした。
回転するベルトコンベアの上にトラックを置くと、走ってるように見えるのではないでしょうか。
そして車を複数台走らせると、カーチェイス感が出るはず。よし、やってみよう。
マシン製作
材料は、家にあった空き箱など。どんぐりは万博公園で大量に拾ってきたもの。段ボールは近所の業務スーパーからもらってきた。
毎日子どもが寝た後、少しずつマシンを作っていきます。
妻が工作をする私を見て「めっちゃ良い顔しとるやんけ」と言ったのが印象的だった。そう、マシンの製作が思いのほか楽しかったのだ。小学生の時によく工作をしていたことを思い出してアンニュイな気持ちになった。ちなみに後日、リビングに置いていたマシンをごみと間違えて捨てられそうになった。
マシン完成
こうして約一か月かけて、主要なマシンが完成。
これは原作には出てこないけど、敵が乗っているマシン。タイヤはどんぐりです。
なんか棒に人がつかまってビヨーンビヨーンとなるマシン。ビヨーンビヨーンが再現できるようになっています。
劇中で最も印象的だった、巨大なスピーカーを積んでいるマシン。ギターを弾いている人もぶらさがっています。
ちなみに、イモータン・ジョーのマシンも作る気だったけど、材料が無くなったので今回は作らず。ごめんね、イモータン…。
マシンを走らせてみる
さあ、いよいよ特製のベルトコンベアに乗せてマシンを走らせてみよう。うまくいくかな… どきどき…。
これはひょっとしてベルトコンベアを操作している私自身の気合の問題なのか…
よし、ならば全力で回すしかない。
どうしよう。一か月かけて作ったのに、このままではただゴミを作っただけになる…。
どうしよう… うーん…。
紐で引っ張って、それを撮影したらマッドマックスっぽくなるんじゃない?
え?当初のコンセプト?何それ、そんなのもうこの際どうでもいいわ!
急遽作成した、カメラ用の台車。この台車を紐で操作して、走るマシンをiPhoneで撮影します。
ちなみに撮影の様子を写真に撮ってみると、思いのほかすごい構図だった。私がアルファベットの「X」みたいな形になっていることから、この撮影がいかに大変だったかをお分かりいただけるだろうか…。なんかこういう妖怪いてそう。
人員がふたりしかいなかったので、ひとりはカメラの操作、そしてもうひとりはマシンの操作。マシンの操作をする私は自分の足が画面に映りこまないように常につま先立ちで動き回りました。
さて、撮れた映像はいかがなものでしょう。
そして完成
こうして半日かけて映像の撮影は終わり、その日のうちに動画の編集を済ませた。動画用の音楽もiPhoneでレコーディングをして、映像に乗せる。
良い感じの映像はできたんだけど、何か迫力が足りない…。
というわけで、大きなお友達の力を全力でお借りして、映像に特殊効果と臨場感のある音色をつけてもらった。
そしてついに完成。構想から約二か月かけてできた映像が、こちらになります。
いかがでしたか?
今回のこの記事作成にあたり分かったことがひとつあるんです。
頭を激しく振りすぎると、首がめっちゃ痛くなって頭がピリピリしますよ。
それではまた、ごきげんよう。
映像中の音楽は、以下のサイトよりフリーダウンロードできます。