10週ぶりのパーフェクト!
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は
こちらでやってます。
トンネルが長かった。
7日間とも当たりのパーフェクトから、10週も遠ざかるなんて。
ひさびさだから、うれしさが、いっそう心に染みる。
とくに、木曜日(22日)の複雑な雷雨を当てたのは、自分で自分を褒めたい。
えっ?
日曜日(25日)は、けっこう曇ったんじゃないかって?
いやいやいや。ちゃんと晴れた時間もあったし、予想通り今年一番気温が高くなったし。
ひさびさのパーフェクトチャンスだし、見逃して…、いや、当たりにして。
ってことで、全勝でお願いします!
ひさびさのパーフェクトに、うぉぉお!と叫びたい心境。本当に叫ぶと変な人になるので、ここで叫んでおく。
オホーツク海高気圧で雪が降ったんです
オホーツク海高気圧が現れると、気温が大はずれするかも、という状況だった一週間。
関東から西の各地は、予想外の低温はなく、暑いくらいの日が多かった。
でも、実は、オホーツク海高気圧は現れていた!
北海道の東側の地域に冷たい空気を送り込み、23日(金)には網走で雪に!
昼間でも、3℃前後という寒さだった。
オホーツク海高気圧が、もうちょっと力強ければ、東北や関東もビックリするような低温に。
これからの季節、このやっかいなクールキャラとの駆け引きが続く。
今週は、北海道がどれくらい気温が上がるかに注目
今週はたぶん、「天気が異常だ」という声がテレビなどから聞こえてくる。
なぜなら、まだ5月なのに、北海道で30℃を超える真夏日の所が出てくる(はずだ)から。
「雪の翌週に真夏日、これは異常だ」と言う人が出てくるだろう。
でも、実はこれ、それほど珍しくない。
北海道の東側の地域は、西風に乗って暑い空気がやってくると、風が、山脈越えをして熱風となる「フェーン現象」が起こることはよくある。
去年も、網走は5月に32℃を超えている。
28日(水)~30日(金)頃に、真夏日の可能性がありそうだ。
北海道でそれだけ暑くなるのだから、当然、全国的にも気温上昇。
25℃を軽く超える暑さの日が増えて、真夏日になる所もこれまで以上に出てきそう。
さぁ、どれだけ気温が上がるか!?
鉄板のように熱くなり始めた大陸の暑い空気が、今週は北海道まで広がる。オホーツク海高気圧は退散。
今週の格言
『勝手にイメージを決めつけるのは、天気に失礼。北海道も暑い時は暑いんです。』
「富士山に笠雲がかかると雨」とか「飛行機雲が消えないと天気が下り坂」とか、あるていど当たるものもあります。
もちろん、参考にします。
でも、すでに予報資料でも「雨」が計算されてることが多いんですよね。
たとえば、太陽の周りに「かさ(暈)」(光の輪)がかかると雨、ということわざがあります。
「ほら、かさがかかっているから明日は雨だ。」と言う人もいますが、そういう時はたいてい、天気予報で「雨」と出ていて、先の天気を知ってますよね。
かさが出ても、翌日が晴れということも、けっこうあります。
その時はみんな、ことわざのことを口にしません。
けっきょく、ことわざは、結果が分かっている時に使われることが多いわけです。
気象予報士をしていると「これ地震雲ですよね?」という写真がよく届きますが、それで地震が起こったと聞いたことはありません。
大きな地震が起こったあと、「そういえば、雲が…」という、あと付けの話はよく聞きます。
23日(金)、東京では太陽の周りに「かさ」が出ていたが、翌日は晴天だった。
詰め天気
先週の問題は、
こちらでした。
正解と次の問題は、来週アップします!
追加のヒントは、「台風が遠ざかると、天気は…」です。解答はこちらから↓