バレンタインデーが近づくと冬の海岸は女性たちで賑わうことになるだろう。
海で拾ったものをあげるのがバレンタインデーだったら、何をもらったら自分なら嬉しいか?
「ちょっと海行って見て来るわ。」
かみさんにそう告げ家を出ようとしたところ、話を聞いていた小学4年生の娘がこう言った。
「じゃあ父ちゃんからのホワイトデーのお返し、それにする。」
娘はいつも面白いことを言うなぁ。
というわけで、娘へのお返しの品探しもミッションに加わったところで、海へと向かった。
白く光る石がところどころに落ちてる。
きれいな石
最初に目についたのは石だ。
白くて透けてる石があちこちにあった。
これはいいんじゃないかな…?
(とりあえず娘用はコレにしよう。ホワイトだし)
きれいな石だ。
探せばいくらでも落ちてる。しかも全部無料だ。
これぐらいのサイズの石も味わい深い。本気度が十分伝わる大きさと重さだが、渡された方としては若干荷が重いか。
この石もなかなか良いと思った。重機がないと運べないサイズだが、こんなのをプレゼントした日にはそりぁもう成就しない恋はないだろう。
でかい流木
どこから流れ着いたのか、でかい流木もあちこちに転がっている。
流木は中に生物が入っていることもある。アリがこういうのに乗って海を渡り、生息地を広げたという話を聞いたことがある。
プレゼントとしては、これを丸ごとプレゼントするのはさすがに本気過ぎて結婚レベル。輪切りにして電車で運べるくらいの大きさにするのが常識的だろうか。
インテリアにかっこいい流木はどうだろうか。チェーンソー片手に歩く女性たちの姿が見られるのも珍しくなくなるかもしれない。
海岸で採れた野菜をプレゼントするという手もあるか…。
ボール。
表面が削られツルツルになったゴルフボール。
これはウキ。面白い軽さ。(ゴルフボールよりも軽い)
角が取れマイルドになったガラス片もあった。
ここに至るまでの経緯を知りたい。
小さい子が普通に喜びそう。
バッグをプレゼントするのもいいなぁ。
拾ってきたもの。
名前はわからないが、白く透き通っているきれいな石。それと、「翡翠の原石ってこんなんだっけ?」と思って拾った石(中央)。
翡翠が落ちてる海岸と言えば新潟のヒスイ海岸が有名だが、長崎でも翡翠がみつかっていて、巨大な原石が科学館にあったことを、石を拾いながら思い出した。
で、
「たしかこんな色じゃなかったっけ…?」
と拾ってきたわけだが、まぁ、そんなわけない(笑)。
しかし新潟のヒスイ海岸に行って翡翠原石を拾うというのはプレゼントとして全然アリだな…と思った。拾いに行きたい。
小さい粒をたくさん集めたりもしてみた。我ながら謎。
チョコでもいいかな…
バレンタインデーはチョコでいいような気もしてきました!