1) 情景スプレー
まずはこれから。
タミヤの情景スプレー。
情景スプレー!
雪、芝、砂漠、泥の4色。
「情景スプレー」とは、ジオラマにリアル感を出す粉のようなスプレー。粉チーズがスプレーから出てくるのをイメージすればだいたい合ってると思う。
「立体感のある表現が楽しめます。」
●なぜこれを買ったか?
小学生の頃、ジオラマ作りに熱中していた時期があった。クシャクシャにしたビニールで海を作り、その上に細くちぎった綿を置き波を表現する。そして軍艦のプラモデルを配置する。あるいは、バルサ材で作った地面にスポンジをちぎって岩に見立て、そこに戦車や兵士を配置する。で、そうしてジオラマに決定的なリアリティを与えるのがこの情景スプレーだった。
「あれはホントすごかったよな~」
ということを、何かの拍子に思い出し、ネット検索したところまだ売ってたので購入。
●なぜ買ったのに使ってないか?
が、なぜ使ってないかと言うと理由は明白で、ジオラマは小学校以来作ってないから。なのになぜ買ったのか?と言われると答えに窮するが、子供の頃感動した商品だったので、「あれはすごかったなぁ」という懐かしさと、「何かに使えるんじゃないか?」と思ったから。
で、結局何の使い途もないまま、何年も経ってしまったというわけだ。
う、出ない…
と思ったら出た。
今回の記事を書くにあたり、試しに出そうとしたら、押しても出ない。あまりにも長らく放置していたのでガスが切れたか…とも思ったが、何度か押したら出てきた。
雪!
これが情景スプレーの「雪」。
まるでさらさらとした粉雪のようではないか。
芝。
こちらは芝。
ちぎったスポンジにこれを吹きかければ、あっという間に茂みができる。
砂漠。
…………。
が、とりあえずダンボールの上に吹きつけてみたが、やはりこれだとちょっと物足りない…。
なにかリアルにできるものはないかな…と思って家の中を探したら、ちょうどいいのが出てきた。
これに情景スプレーを吹き付けてみよう。(冷凍怪獣ペギラ/食玩)
After。(控えめにかけたらちょっとわかりづらかったかな?)
足元をアップで。
続いてテレスドン。これに「砂」の情景スプレーをかけてみると、
うお、かっこいい!
こういうのを見ては「超リアル!」と言って喜んでいた。
続いてウルトラマン。
ウルトラマンはピカピカな方がいいと思い、ビルの部分にだけ泥の情景スプレーを施した。
どうだろう?
さてさて。
ひさしぶりに使ってみると、やっぱりすごく楽しい!
いろんなものにかけたくなり、
勢い余って今度はビールの空き缶にかけてみた。
あ、かっこいい!!
満足
意味不明だけど、なんかかっこいい!
キンキンに冷えたビールみたいだ(ふた開いてるけど)。
かっこいいから玄関に飾ろう。
今回の記事、「情景スプレーをいろんなものにかけてみる」 でもよかったかも…とも思いつつ、次のモノに行きたい。
大きさが1メートルある。
振ると雨が振ってるような音がする木。
サボテンの一種で内部が空洞になっており、中に棘がたくさん生えている。 木を傾けると、中に入っている小石だか棘の折れたやつだかが内部の棘にぶつかりながら落ちていく。 この時、雨が降っているような
ザーーーーーッ、ぴちょん、ぴちょん、ぴちょん
という音がする。
どんなものかは動画を見てもらった方が早いだろう。
砂漠の真ん中でこの木を拾った人が
「雨が降っている! …ような音がする!」
と、大変驚いたそうな。
●買った時の思い出
これは
長崎バイオパークに初めて行った時、おみやげコーナーで見かけて買ったもの。もう10年以上前だ。バイオパークは全体的にアンデス風のコーディネイトがなされていて、その流れでこれも売ってたんだと思う。
売り場でザーザー鳴らしてみて、
「これは面白いね。」
と言って、何も考えずに購入。
自宅で使うかどうか?とか一切考えなかった。
いわゆる旅テンションというやつだろうか。
みやげものを買う時にありがちな行動で要注意だ。
●なぜ使ってないか?
なぜ使ってないか?と言うよりむしろ、どうやって使ったらいいかを聞きたいくらいだ。泥棒が入った来たらこれでブン殴るとか?
そういえば赤ん坊はテレビのザーッという音や、レジ袋のカシャカシャいう音を聞くと泣き止むという話を聞いたことがあり、
「だったらコレが使えるんでは?!」
と、娘が赤ちゃんだった頃にこの木であやそうとしたことがあった。
が、赤ん坊をあやすのに1メートルもある木の棒を振り回すのはどう考えても割に合わないことに途中で気づき、やめた。
「やっぱりけっこういいよな、これ…」 。
でも今回撮影のために久しぶりにザーザー鳴らしてみて、
「やっぱりけっこういいよな、これ…」
と思った。
たったこれだけの機能、iPhoneだったらアプリ1つで代用できさらに他にもいろいろできるが、この単機能かつ低機能なところが妙に味があって、なんやかんやと10年以上部屋の片隅に立てかけられて今に至る。
3) 難しい本
買っただけで使ってない、といえば
やはりその代表格は本だろう。
うちにも何冊もそういう本があるが、中でもキング的存在感を放っているのがこれ。
ウルフラム著、「新しい種類の科学/A New Kind of Science」
分厚い!
中身全部英語!
●なぜこれを買ったか?
Mathematica という有名な数学ソフトウェアの作者・ウルフラム氏が書いた本。なぜ私がそんなものを買ったかというと、出たばかりの頃けっこう話題になり
「ニュートンのPrincipia以来の衝撃!!」
みたいな書評を読んでワクワクしたから。
ほら、もしタイムマシンで昔に戻り、「ニュートンのPrincipia新発売!」なんて場面に立ち会ったら、買っちゃうでしょ?
それと「たまには難しい本でも読んでみるか」みたいな気分も手伝い、アマゾンでポチッと買った。
度を越えて無理。
●なぜ読んでないか?
買うのは簡単だった。が、届いたのを見た瞬間
「これは無理」
と思った。全編英語なのだ。(英語苦手)
いやいや、そんなの始めからわかってたはずだが、実物を見るまでは読める気でいたから自分でもびっくりだ。
図とかは面白そうなんだけどね…。
●飾りとしては最高峰
そして圧倒的ボリューム。うちにある本の中で最も分厚くて迫力がある。(読むだけでも大変そうなのにこれを書くなんて凄すぎるな…)
しかしこの迫力のおかげで、「本棚の肥やし」としては最高の類で、手放すのはちょっと惜しい気がしてしまい、今日に至ってるのであった。
買ってからしばらく経つうちに、何のための人形かも忘れていたが、ネットでググってデッサンのための人形だということを思い出した。が、私は絵とか描かない。
小野さんとイケアに行った時買った。
●買った時の思い出
ライターの小野法師丸さんと(なぜか)IKEAに行き、そこで見かけて購入。値段も安かったし多分何かに使えるだろうと。(この「何かに使えそう」は要注意パターン)
IKEAのジャムをつけて食べるミートボールがうまかった。
●なぜ買ったのに使ってないか?
それはずばり私が絵を描かないからだ。
いや、絵を描く人でもこれって要るの?とちょっと思う。
ワー!
そして買う時に思う 「何かに使えるだろう」は、まったくあてにならない。
考える人。(可動範囲が狭くてポーズ取れない)
●どう使ったらいいんだ?
さて、これは一体どう使ったらいいものか?
困り果ててしまったので小学生の娘に聞いてみた。
するとこんな使い方をした。
さすがだ。
「アクセサリーを置くのにちょうどいい」と言っている。
この手のものはまだまだあるが、とりあえずこんなところで。思い出系、なつかし系、みやげもの系、新しもの系などを買う時はちょっとは注意したい。
ちなみに私は「断捨離」などと称して安易に捨てたくはない派だ。以前、押入れの奥で眠ってたカードゲームを売ったら、プレミアムがついて20万円くらいで売れたことがあった(高いのは1枚2万とかで売れた)。 もっともそういうことは滅多にないんだけど。。
この記事の時に買った七福神も捨てられずまだ置いてある。