1本目のクリスマスツリーは練習です
オーナメントを準備。100円ショップで十分揃う。
季節柄バリエーションも豊富で助かった。
これだけ揃えても2000円いかない
電池式の電飾は雑草向きだ
クリスマスツリーにむいてそうな背が高くて、シルエットがもみの木っぽい雑草を探しました。
幾つかの候補がみつかったので順番に装飾していきます。
やっぱり雑草は生命力抜群だ
まず1本目めに装飾したのが整備が行き届いていない緑地に生えていたタケニグサというケシ科の雑草。形がクリスマスツリーっぽく、高さも十分。
雑草生え放題=生命力強大
良いシルエット
ケシ科と聞いてちょっとドキドキ
高さは120cmぐらい。
日が落ちそうなタイミングを見計らって装飾を始めます。
まずは電飾。そんなに電球の数がないので効率よくS字になるように位置を気にしながらグルグルと巻いていきます。
雑草に装飾していく感じがなんか新鮮です
雑草が光ってるだけでうれしい
この段階で非日常を感じてワクワクしてきちゃいました。実は電飾だけでも十分にクリスマスツリーに見えそう。
大きめのオーナメントからつけていきます。
実際のクリスマスツリーのように均等に葉っぱが生えてないので、形状をうまく利用してオーナメントを配置していきます。
葉っぱの切れ目にヒモを通したり、葉を丸めて結んだりしてます。
クリスマスツリーにはみえない。
大きなオーナメントを取り付けたら、次はその隙間に小さいオーナメント、さらにリボンのような面積のあるオーナメントで開いているスペースを埋めていきます。
なすでになんだか分からない状態に
ツリーっぽくはみえるけど…。
オーナメント配置のバランスが悪かった。隙間が空き過ぎている。かといって普通のツリーのようにオーナメントの数を増やすと重くなってしまい倒れる恐れがある。数は極力少なめでいきたい。つまり面積が広い雑草は向いていないとわかった。
遠目からみたら悪くはない…。
最初の失敗が2本目に生きました
さぁ、気を取り直して次の候補雑草。川沿いの遊歩道から一歩奥まった雑草地帯。コセンダングサという背が高くで細身の雑草を装飾します。
僕の右となりに背の高い雑草がある
分かり辛いがこのシルエット
2回目の手際ははやかった。15分程度で装飾は完了した。あと、奥が住宅なのであまり長居してると怪しまれるとも思った。
前回の失敗をふまえてしっかり作る
適度な密度感
そびえ立つ感じ
森の中に突然姿を現したクリスマスツリー
どうだろうか?今回は成功といってもいいだろう。十分なクリスマスツリーになった。この調子で次いってみよー。
クオリティがグッと上がり始める。
アスファルトから力強く伸びる雑草
幹線道路沿いでよくみかける光景。この雑草はオオアレチノギクというらしいです。
まさに強い生命力の象徴。アスファルト突破してます。これがクリスマスツリー化されると…。
アスファルトに咲くクリスマスツリー
そびえ立つ針葉樹と雑草クリスマスツリー
最後は一番うまく行ったクリスマスツリー。空き地のフェンス際に生えるコセンダングサ。形、葉の密度が丁度よかった。
町工場が立ち並ぶ路地にクリスマスツリーを作りましょう
オレンジ色の街頭に緑がはえる
雑草とは思えないスカした雰囲気
本物のクリスマスツリーと遜色ない見た目
最後の空き地のクリスマスツリーは渾身の1本になりました。暗闇の中、背中を通る人目を気にしながら創り上げたクリスマスツリーのおかげでまた一つ生きる力をもらったような気がします。
最愛のクリスマスツリーとパチリ。
グラフティアーティスト気分
夜の雑草が生えているような場所は人気もなく、そこでゴソゴソやっているようすは通報されてもおかしくないような状況でした。
完成するまですごくドキドキしたし後ろを通る人が気になってしかたなかったです。
グラフティアーティストにでもなったような気分でした。