こんにちは!アイ斎藤です。
アイサイトウ
いろいろ説明が難しいが、
私がアイ斎藤だ。
アイサイトの4つの特徴
・ぶつからない
・ついていく
・注意してくれる
・飛び出さない
を能力として備え持った、ゆるくないキャラである。もちろん、スバル非公認。
ものすごく自分大好きみたいなTシャツ。
アイサイトウとしてのコスチュームは、悩んだ挙げ句こんなのにした。コスチュームというか、ただのTシャツ着たおっさんだが。
今回より4回にかけて、このキャラで行くつもりだ(不安)。
黒ヒゲを飛び出させない
さて、本題に入ろう。
「黒ヒゲ危機一髪」については今さら説明は要らないと思う。樽に剣を刺していくと黒ヒゲが飛び出すゲームである。
超有名だけど買ったのは初めて。
今回はその黒ヒゲを、アイサイトウの能力「飛び出さない」を使って飛び出させない、というもくろみ。勝率100%を目指す。
「飛び出したら死」くらいの覚悟だ。
賭博黙示録カイジばりに大金(もしくは臓器)でも掛けているつもりで挑みたい。
メンバーは左から、
・佐世保のボードゲーマー藤田(人狼が激強)
・ニフティ・デイリーポータル編集部・安藤
・同じくライターの平坂(地元長崎に引っ越した)
・長崎市でカフェ(=今回の会場)を営む平(たいら)
それに私、アイ斎藤の5名。(敬称略)
おっさん5人が集まっての黒ヒゲ大会である。
アイサイトウ搭載安藤。
5名だが、プレイするのは4人。
アイサイトウは安藤のセコンドにつき、飛び出し防止に専念する。
どれが危険かチェックするアイサイトウ。
安藤が刺す番になったら
OKサインを出す。
他の人が刺す時は黙って傍観。
安藤さんの番が回ってくるまで、注意深く観察するアイサイトウ。
安藤さんが刺す番になったらOKサイン。
思いのほかみんなドキドキしながら刺してる。
穴に剣を入れると途中で引っかかるところがあり、そこからグッと押し込むと樽に刺さる。この感触がなかなかいいのだ。絶妙にドキドキ感を高めてくれる。
次々に剣が刺されていく。そろそろ来るか…!?
はぁ~~~、セーフ~。
そしてこのドキドキの中、
「アイサイトウの安心感が意外と高い!」
と、安藤。
「どっからその自信が来るのかサッパリわかんないけど、アイサイトウがOKサイン出してくれると安心して刺せる!」
とのことだった。
(OKの根拠は謎だけど)アイサイトウの安心感が高い!
ついにあと3本と言うところまで来た。
そして、残りの剣が3本となったところで、ついにアイサイトウがNGサインを出した!
そこは×!
アイサイトウの指示に従い、別のところに刺す。
無事クリア!!
アイサイトウの指示に従い、安藤は無事すべての剣を刺すことに成功した。
次の番は平坂。残りは2箇所。平坂もアイサイトウが危険と言った穴を避けて刺したが…
ピヨ~~~ン!!!
「アイサイトウが言ったところ避けたのに~。」 この結果は私的にも予想外だった(汗)
2回戦
続いて2回戦が行われた。
今度はアイサイトウは安藤だけを守るのではなく、全員を守る役としてやることにした。
最後の1本までいけば勝利である。
徐々にみな、アイサイトウの能力を不思議に思うようになってきた。
2回戦もアイサイトウのアドバイスに従い、全員が順調に剣を刺していく。そして飛び出さない黒ヒゲ。
最初は皆、アイサイトウはテキトーにカンで言ってると思っていたようだが、ここにきてだんだんその能力を不思議に思うようになってきた。
「なんでわかるんだろう?」
タネあかし
一体、アイサイトウはどうやって飛び出しを防いでいるのか?
タネあかしをしよう。
実はあらかじめ私は黒ヒゲを分解して研究していた。
中身。こんなふうになっていた。
何か当たり位置に法則でもあるのだろうか?と思って開けてみたわけだが、中は予想以上にシンプルな構造だった。
剣でスイッチ板を押すとバネが飛び出す。
基本的にそれだけ。
軸を回転させることでスイッチの位置が変わる。
上下に分かれていると思ってた穴は、たしかに上下にも分かれてるが、同時に互い違いに左右に位置がずれている。つまり横位置だけで決まる。
上下2段に分かれていると思っていた穴は(上下にも分かれてるが)、互い違いになって横位置がずれてるのがポイント。
穴を覗いたところ。
穴からスイッチが見えればわかる!
と思って覗いてみたが、中は暗い上にスイッチが黒なのでよく見えない。
スイッチが黒くて見えないのならば…
白くしてみよう。
これなら穴をじっくり覗けばギリギリ識別できる。
が、あまりジロジロと穴を凝視していたら怪しまれるかもしれない。そこで、
黒ヒゲを入れる発射口にも目印を付けた。
とはいえ、あまり目立つとバレバレなので、
「ゴミでもついてるのかな?」
ぐらいのささやかな感じにした。
これは黒ヒゲの位置によっては隠れてしまって見えないが、「見えないということは見えてる部分は安全である」という具合に大雑把に危険箇所を把握できる。
知らないとわからないくらいのギリギリのマーキングを施した。
という秘密があったため、アイサイトウは飛び出しを避けることができていたのだ。
そして2回戦目もアイサイトウの能力のおかげであと残り2本、これを刺したら完全勝利というところまでいった。
その最後の一本を刺す瞬間が次の動画。
なんと、またしても最後の一本で微妙に間違えてしまった。
目印が見づらく、ハッキリとは見えなかったからである。
楽しそうでしょう?
むっちゃ盛り上がった!
最後にタネあかしをした。
タネを知ったらシラけるかな?と思いきや、みな黒ヒゲごときににそんな仕込みをしてきたとは思わなかったそうで、逆に「すごい!」と感心されてしまった。私がしきりと穴を覗いたりしていたのもギャグみたいなもんだと思っていたという。
そして、最後の動画でもわかるように、むちゃくちゃ盛り上がった。おっさん5人がまさか黒ヒゲでここまで興奮するとは思わなかった。おそるべし黒ヒゲ。