狭軌とは?
いや、もっと正確には「標準軌と比べて狭軌はセクシー」だと思った。でもその前に、そもそも狭軌とか標準軌とはいったい何なのか。
線路の幅には、世界的にいくつかの種類がある。そのなかで、欧米各国で広く採用されている1435mmの幅を「標準軌」と呼び、それより広いものを「広軌」、狭いものを「狭軌」と呼んでいる。
だから狭軌と言っても1種類ではないのだけど、日本では全国に張りめぐらされたJR在来線が1067mm幅なので、ここで言う狭軌とはこの幅だと思ってください。
ちなみに標準軌は新幹線が代表的。私鉄は標準軌と狭軌が半々くらい。
左側の線路が標準軌、右側が狭軌。広さの違いが分かるかな
狭軌は官能的である
僕は線路がごちゃごちゃした景色、特にポイントで複雑に分かれたりぐにゃぐにゃ曲がったりしている景色が大好きなのだけど、たとえばどうだろう。上の写真で似たような感じで分岐している線路、左側より右側の幅の方がよりセクシーな感じがしないだろうか。
......。
すいません、いきなりかなりのロングシュートを放ってしまった。しかも枠に飛んでない。
それにこの写真だと左側の線路のやや左にカーブしながら右に分岐しているあたりのラインは大人の色香さえ感じさせてかなり魅力的だ。興奮で読点を打つ場所がないほどである。
たぶん体内に鉄分がある一定以上蓄積した人以外には響かないんじゃないかと思うので、ひとまず僕が官能的だと思う狭軌の線路の写真を見てください。
のっけからこの画像を出すのには勇気が要った
こんなドキドキする光景なかなかない
この画像モザイクかけなくて大丈夫だっただろうか
くねくねしたラインが艶かしすぎる
グラビアアイドル顔負けの大胆ポーズ
どうですか。
なんだか華奢な身体で強く生きている感じがして、同時に弱さも見えてしまったような気がして、思わず抱きしめたくならないだろうか(ならなくていいです)。主語がないのは自分でも説明のキャパシティを越えているからだ。
では続いて標準軌の似たような光景をどうぞ。
遠い存在の気がする標準軌
確かに官能的なのだがダイナマイトすぎる
腰に手を回すと肩組んでるみたいになる
守ってあげたいけど腕相撲したら負けそう
楽しそうなのはいいけどノリが良すぎてちょっと引く
たぶん自分より経済とかスポーツとか詳しい
狭軌と同じく、ぐにゃぐにゃ分岐している標準軌の線路。どれも文句なく美しいラインを見せている。だけどなんだろう、この圧倒される感じ。ちょっと息苦しさすら覚える気がする。
たぶんバランスなんだと思う。レールそのものの幅と線路と線路の幅、そのちょっとしたバランスが、少なくとも僕にとって狭軌は心地良い幅で標準軌はちょっと荷が重すぎると感じる幅になっている。
あれ、これひょってして個人の嗜好を自分からさらけ出しちゃったりしてるのかな。
グラマラスなこっちもいいけど
スレンダーなこっちがよりいい
例えるなら、狭軌は喪服の未亡人で標準軌がWWEの女子レスラー、といった感じ。
自分で書いててもよく分からないので、ここからは秘蔵のセクシーな狭軌の画像をどどんとお見せしたい。
眩しい肢体を惜しげもなく見せつける
はち切れそうなわがままボディー
けしからん、まったくけしからん!
おじさんおかしくなりそうだ
決意の限界露出
自分のセクシー語彙の貧困さに失望した。
それはともかく、狭軌はこういうぐにゃぐにゃした分岐だけでなく、さまざまな場面でも色気を出してくる。
山の中の終点でも
昔は栄えていた終点でも
遠くにチラリと見える分岐でも
もう使われなくなったホームでも
こんな、むしろ枯れた光景ですらセクシーに感じてしまう。もはや立派な病気である。
そして、夜になると狭軌のセクシーさは一段と輝きを増す。ここは余計な解説を入れないので、そのセクシーさにじっくり酔ってほしい。そしてまた上の標準軌を見直して「やっぱりセクシーさでは狭軌だね!」と言ってもらえれば記事を書いた甲斐もあるというものである。
狭軌はステキだ
というわけで、狭軌の色気を堪能してもらえただろうか。少しでも多くの方に目覚めてもらって、この記事の変態性が和らいでいけば幸いである。
結局、この記事で30枚もの写真を使ってしまったように、1枚に絞ることができず、まだ「見たいわ」には投稿していない。でもいい写真はまだたくさんあるので、選りすぐって投稿したいと思う。