市販の回転するおもちゃ
これは家にある市販品のおもちゃだ。丸いシートの下で猫じゃらしが回転し、猫の狩猟本能を刺激する。
シートの下に棒が隠れていて、モーターで不規則に回転する
シンプルな仕組みだが猫はわりと遊ぶ。シートの下に生き物が這い回っているように見えるのだろうか。
猫じゃらしを回転させたい
360度回転する猫じゃらし。ただそれだけのためにモーターを組み立てる。
制作時間40分
先端に猫じゃらしを取り付ける
スイッチを入れてみると、モーター音とともに猫じゃらしが回った。
ただそれだけの事が起こっている。シンプルにまぬけだ。
頭はダブル
両腕分を作ったが、腕だけだとさみしいので、頭にもつけることにした。これで猫に迷う隙は与えない。
猫に殺される日が来るとしたら、それはきっと今日だ
今日もいいじゃれっぷり
まずはウォーミングアップとして、普通に猫じゃらしを手に持ちご機嫌をうかがってみると、いつも通りの好反応を見せてくれた。
猫モテマシーンの期待も高まる。
マシーンの猫じゃらしにも手を出し始めた(フフフ…これがぐるぐる回る事を知らないおろか者め…)
変身
そろそろスイッチを入れる時が来たようだ。君たちのハートは私がいただく!
マシーン装着
興奮して飛びついてくる…!?
と身を固くしたが、様子がおかしい。
明らかに動揺し出した
そして逃げられた
以下の動画が猫たちの反応である。ちょっとあんたたち何よそれ。
不思議顔するな!つらくなる!
始める前は、猫が体中にのぼってきてもみくちゃにされると思っていた…。傷だらけになったらどうしよう、すごいもの考案しちゃったな~…などと考えていたのだ。
それが、フタをあけるとこの反応。 死にたい。
ひとりでバカみたいじゃんよ!
3つもつけてるからいけないのか
3つ同時に回る迫力に負けてじゃれるのを忘れてしまったのかもしれない。ちょっとダイナミックすぎて遠慮しているのか。
では、数を減らしてじりじりと歩み寄ってみよう。
非モテは続く
姿勢を低くして慎重に近づいてみるも、やはり猫は飛びついてきてくれるどころか野ウサギのように去ってしまう。
ほーら面白いよ~
……モーター音がさびしい
そんな所に行かれたの初めて
猫じゃら師になれなかった
再度普通にじゃらすと、駆け寄ってくる猫。その違いは何なのだろう。機械的な動きが嫌なのか、ビジュアルが気にくわないのか。
春先の夕暮れ時。まだ冷たい風が、心にまで吹き込んでくる。
少し機嫌を直してもらってから、
ふたたび懐柔を試みる
こんどは無視かよ!!
完敗
今まで、猫に気に入られようとさまざまな試みをしてきた自分だったが、ここまで敗北感に包まれた事はない。
そして自分はなぜこんなに猫に迎合しているのか。答えは見つからないままだ。
逃げられたのち、最後は無視
「スイッチを入れたとたん猫に冷たい目で見られるマシーン」、ここにめでたく完成である。
猫アレルギーなのに猫が寄ってきて困るという人がいたら連絡ください。差し上げます(先着3名)。