特集 2011年7月4日

先の尖った靴はよく飛びそう

尖った靴よ、飛べ、どこまでも!!
尖った靴よ、飛べ、どこまでも!!
ギャル男と呼ばれる人達がよく履いている先の尖った靴、先っぽどうなってるんだろう、蹴られたら痛そう。など思うことは色々有るが、一番思うのはよく飛びそう、だ。

子供の頃、ブランコから誰が一番靴を飛ばせるか競う遊びをした。その時もし先の尖った靴を履いていれば連戦連勝だったのではないか。

うん、飛びそう。飛ぶよ、きっと飛ぶ!確かめてみよう。
(危ないので真似はしないで記事を読んで満足して下さい)
1983年三重県生まれ、大阪在住の司法書士。
手土産を持参する際は消費期限当日の赤福で受け取る側に過度のプレッシャーを与える。


> 個人サイト owariyoshiaki.com

尖った靴は戦闘機っぽい

この並びを見て、イケメンパラダイスって言葉が頭に浮かんだ。
この並びを見て、イケメンパラダイスって言葉が頭に浮かんだ。
尖った靴を初めて買い物対象として見たけれど、大体一万円過ぎで、靴としては高く無いが、一ネタのために買うには絶妙に厳しいお値段だった。
初めての尖り靴。
初めての尖り靴。
そんな中、探しに探して、お手頃でそれっぽい尖り靴を探し出した!これはホントに理想に近い尖り靴だ。
この無駄に装飾過多な感じ。
この無駄に装飾過多な感じ。
このそりかえしっぷり!
このそりかえしっぷり!
テカテカとした質感に実用的でない装飾、そりかえし、尖る形状。僕が抱く尖り靴の偏ったイメージ全てを含むこの靴!

凄い、コイツは絶対に飛ぶ!まるで戦闘機やミサイルのようだ!
??
??
そう思って上空の写真と合成してみたら、全然そうは見えなかった。靴が雲の上に落ちている。「靴」というイメージは強力だ。

ギャル男になりたかった。という記事ではない

飛行機ではないことが発覚した尖り靴だが、その形状から空気を切り裂くことは明らか。
まだまだ飛ぶと信じている。

さぁ、実際にやってみよう。
羽根が取れた墜ちた(黒の)天使
羽根が取れた墜ちた(黒の)天使
折角なので、と、ギャル男っぽくしてみたかったが、全然ならなかった。
イカ着てるのに、こっちの方がそれっぽいのは何故か。
イカ着てるのに、こっちの方がそれっぽいのは何故か。
思えば一年前も同じようなことをしている。イカを着ているが、本当は僕はギャル男に
なりたかったんだろうか。そのための企画なんだろうか。

自分を見つめながら尖った靴(なりたかった自分)を遠くまで飛ばしてみようと思う。
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まずはスタイルを決めたい

さぁ尖り靴を飛ばすぞ、よし行くぞ!の、前に、の前にだ。ブランコで靴を飛ばすスタイルを決めておきたい。

スタイルとは、飛ばす方法でシッッティング、スタンディング、エアの三つがある。説明しながらスニーカーで試してみよう。

スタンディング

そのまんま、立って漕いで立って飛ばす。
そのまんま、立って漕いで立って飛ばす。
スタンディングとは立ってブランコを漕いで、立ったまま飛ばす、最もポピュラーなスタイルだ。

漕ぎやすく、飛ばしやすいが、バランスを崩す危険もある。
まぁこんなもんか。
まぁこんなもんか。

シッティング

こちらも、名前通り。
こちらも、名前通り。
シッティングは座って漕いで、座って蹴り出す。立つのが怖いという子がやっていた方法だ。
あれっ。
あれっ。
シッティングだとヘタレ扱いだったが、何故子供は危ないことをすると偉いのだろう。
人間、安全に生きるのが一番やで。
全然飛んでない。
全然飛んでない。
大人になったので安全性を重視してシッティングで行こうと思ったが、気合い入れてやったら真上にばかり飛んでいく。
デカくなっちゃったからシッティングが無理になった。
デカくなっちゃったからシッティングが無理になった。
膝から下が伸びた事によって、足を伸ばすと地面に付く、振り抜くことが出来なくなってしまっていた。シッティングはダメだ。

エア

漕ぐ時は立って漕ぐ
漕ぐ時は立って漕ぐ
エアが一番難易度が高く、使いこなすと勇者となれるスタイルだ。ただ、怖い。
お分かりだと思うが、勢いを付けて、いざっ!
お分かりだと思うが、勢いを付けて、いざっ!
ほわちゃあー!!!
ほわちゃあー!!!
自らが飛び出す勢いをもって、靴を発射する。写真で見たら予想以上にマヌケ拳法っぽくなっていた。
白鳥の舞ッ!!
白鳥の舞ッ!!
何とか着地、着地成功!!!
何とか着地、着地成功!!!
エアの場合は靴を遠くに飛ばす、という使命と共に、着地という課題もある。子供の体重ならまだしも、おっさんが失敗したら大変な事になる。
ヤバイ!柵が迫ってくる!!!その両手、何!?何したいの!?!?
ヤバイ!柵が迫ってくる!!!その両手、何!?何したいの!?!?
っと、セーフ!何とか体を支える事に成功!!!危なかったー。
っと、セーフ!何とか体を支える事に成功!!!危なかったー。
こっち見るな(一人で撮影しているので誰もいません)。
こっち見るな(一人で撮影しているので誰もいません)。

スタンディングがベストか

安全性
シッティング>スタンディング>エア

飛距離
スタンディング>エア>>>シッティング

こういう感じ。総合的に考えるとスタンディ
ングが一番か。
こっち見るな(一人飛距離はスタンディングの優勝
こっち見るな(一人飛距離はスタンディングの優勝
子供の頃から、どうやってやるのが良いか議論があったが、大人になると冷静に判断出来る。うん、よかった。お疲れ様です。

ではなく、尖った靴はよく飛ぶのかを確認するための記事らしいのでもう少し続きます。
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いきなり尖った靴でいきましょう

第一選手尖った靴
第一選手尖った靴
重さ:261グラム
素材:テカテカ
特徴:尖ってて凄い

まずはいきなり尖り靴から行こうと思う。今回初めて履いたけれども、普通の靴より少し重く感じる。尖ってる部分だろうか。

それがまた飛びそうな気にさせる。さぁ、どうか。
どうだっ、いけっ!その尖りで空気を切り裂け!!
どうだっ、いけっ!その尖りで空気を切り裂け!!
グングン漕ぐ、遠くまで飛ばすために力強く漕ぐ。勢いが付いた所で一気に発射!イケッ!尖った靴は凄い勢いで飛んでいく。おぉ!
かなり飛んだ!!
かなり飛んだ!!
凄い、予想以上の飛距離!途中の飛びっぷりは飛行機かと思った。もしくは靴。これはかなり良い記録が出たんじゃないでしょうか。

計測は歩数

尖った靴が凄く飛んだので、早速距離を計ってみましょう。
躍動感溢れる無理してる感
躍動感溢れる無理してる感
靴飛ばしの飛距離計測方法は、大股での歩数だ。必死の大股で駆け抜けた尖った靴の結果は。

尖った靴:記録 9歩

結構良さそうな記録が出た。、他の物が記録を破ることが出来るのか、期待しましょう!

子供の頃は評判良くなかったビーチサンダル

第二選手ビーチサンダル
第二選手ビーチサンダル
重さ:174グラム
素材:ゴム
特徴:薄い

次の候補はビーチサンダル。今回最薄、最軽量だ。子供の頃はあまり飛ばなかった記憶がある。実際はどうなのか。
良いタイミング、角度で飛ばせた!
良いタイミング、角度で飛ばせた!
また勢いを付けて飛ばす。おぉ!良い感じで飛ばすことが出来た!これはいくんじゃないか凄いんじゃないかと、行方を見守る、が…
尖った靴には及ばず。
尖った靴には及ばず。
勢いよく飛んでいったものの、上空で急に失速。尖った靴には及ばなかった。形状、重さなど空気抵抗の差が出たか。

ビーチサンダル:記録 7歩

ちゃんと飛んでる所撮りたい

この時一人で撮影していたのだけれど、飛ばしている所と、落ちている写真ばかりだったので、飛んでる所を撮りたいなと思った。
こんなのしか撮れなかった。
こんなのしか撮れなかった。
それで、カメラを抱えて靴を飛ばしながら撮れないかとやってみたら、絶望的に無理だった。その動画見てみたら、酔った。

かなしい。
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基本のスニーカー

ピンクが好きです。
ピンクが好きです。
重さ:212グラム
素材:メッシュ
特徴:ピンクで可愛い

最後はスニーカー。さっきもやったが、やはりここが基本であり、最終地点であろう。
角度を付けすぎたか!?
角度を付けすぎたか!?
さぁ、気合いを入れて発射!や、タイミングを見誤り、上がりすぎたか。いや、伸びている!風に乗って伸びている!
角が、超えられぬ壁。
角が、超えられぬ壁。
伸びた、伸びたが尖り靴には到底届かなかった。

記録:スニーカー 7歩

奇しくもサンダルとほぼ同じ。サンダルは飛ばない説は否定されたが、尖り靴の飛びっぷりが強調される結果となった。

羽根があればもう飛行機じゃないか

飛ぶ、尖り靴は確実に飛ぶ。それはやはり形が飛行機っぽく、空気抵抗に優れているからだと思うのだ。ならば。
これはもう飛行機じゃないだろうか。
これはもう飛行機じゃないだろうか。
胴体部分だけでも飛行機っぽいのならば、羽根が有ればそれはもう飛行機なのではないだろうか。

重さ:605グラム
素材:テカテカと木
特徴:羽が生えている
敵機接近!!
敵機接近!!
飛行機装着!!
飛行機装着!!
でも、ギュッて縛ってあるからちゃんと履けない。
でも、ギュッて縛ってあるからちゃんと履けない。
さぁ、この飛行機型尖り靴でどのくらい飛ぶのか、確かめてみよう。

羽根と関係なく飛んでいく

ただでさえ飛ぶのに、羽根が付いたら凄い事になるのではないか。わくわくしながらブランコに乗り込んだ。
のっ、乗れない!
のっ、乗れない!
のだが、乗れない。羽根が横幅取りすぎて左足が置けない。なにこれ、やりづらい。結局右足を少し浮かせる感じでどうにか漕ぐ。
イケッ!
イケッ!
両足から上手く力が伝わらず、ぐらぐらしながら漕いで、何とか飛ばした。勢いは良いぞ!どうだっ!
カラスッ!?
カラスッ!?
これは飛ぶぞっ!羽根が空気を掴むはず!と思いながら見ていると、羽根関係なくグルングルン回りながら飛んでいく。
あっ、これ、羽根関係ないわ。
あっ、これ、羽根関係ないわ。
もっと、羽根が空気を切り裂いて、シューっと飛んでいくと思っていたら、羽根関係なく飛んでいった。
尖り靴にはほんの少し及ばず。
尖り靴にはほんの少し及ばず。
そして飛距離は、ノーマル尖り靴にわずか、ほんのわずか届かず、敗北。

記録:羽根靴 9歩

記録は同じ九歩だが、僅差の負け。羽根の重さか、逆に空気抵抗が増してしまったか。中々思うようにはいかないようである。

新競技にいかがだろうか

着地までが靴飛ばし。
着地までが靴飛ばし。
何年ぶりだろうか、久しぶりにやった靴飛ばしは面白かった。靴を飛ばすタイミングが結構シビアで、記録が大幅に変化するのが面白い。

靴の飛距離、飛び降りる際の飛型点を合わせて夏のスキージャンプ的な存在にしてみてはいかがだろうか。

でも、競技化されるまでは危ないので真似しないで下さい。
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