編集部 林です。
いよいよ今週末に迫った第2回書き出し小説大賞。審査員からコメントが届きました。
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書き出し小説は本を読まない後ろめたさを払拭してくれる素敵な大発明です!
しまおまほ
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いつもの駅までの道すがら、レンタルビデオ店を通り過ぎようとしたとき、天啓のように文章が降りてきた。はやる気持ちで心にとどめ、その夜すぐに応募した。
何週間かして、またいつもの駅までの道すがら、担当編集者からメールが届いた。
「あの、『書き出し小説大賞』に入選している凡コバ夫さんというの、まさか長嶋さんじゃないですよね?」
(付き合いの長い編集者の呆れたニュアンスは無視して)あわててスマートフォンでサイトを確認する。
「やった!」
僕は往来ではばかることなく声をあげていた。文章を書いていてこんなに激しく喜んだことはあっただろうか。
あの日があるから、今の自分があるんだと思ってる。
そして、あの日の自分も、まさかいつか審査員になるなんて思ってもいなかった。精一杯つとめよう、そう思っている。あのとき叫んだ僕自身の純粋な気持ちを欺くことがないように。
長嶋有
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長嶋さんが入選した作品は第22回秀作発表に掲載されています。
書き出し小説大賞は5月24日(土) 17:30開場 18:00開演。東京カルチャーカルチャーです。
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_140429204566_1.htm




