編集部日記 2012年1月17日

撮影の困りごとは風と湯気

こんにちは。古賀です。

記事を書くための撮影をしているとき、野外でまず悩まされるのが風です。

撮影しようと持ってきたものが飛ばされる、自分があおられる、カメラの三脚が倒れる、それほど強くない風でもなかなか手ごわいのです。

企画時点では「これは外で撮影しよう」と気軽に思うのですが実際外に出てみて風の存在を思い出しては後悔しています。屋内に戻ったときに思う「無風!」の快感は仕事終わりのビールくらいのありがたさです。

さて、風と同じくらい悩ませるものがもうひとつありまして、湯気なんです。

食べもの記事のとき、調理後に料理の写真を撮るのですが、もくもくの湯気でレンズが曇る曇る。

01
曇った上にホワイトバランスまでへんで何の写真だか分からなくなってる

冷めてから撮影すればいいのですが、熱いうちに食べて感想をメモしたいという思いもあって気持ちが急きます(メモしたいというのは言い訳でただ食いしんぼうなだけという話はおいといて)。

先日も記事で高級なソース焼きそばを調理したのですが(記事「高級スーパーは安いものも高い」)、湯気でまあ写真が撮れないとれない。うちわで扇ぎながらなんとか撮りました。

02
あおいでなおこんな写真がばしばし撮れてしまう

あれ、これもしかして私がカメラに弱いからこうなっちゃってるだけかなと思ってカメラに精通する安藤さんにどうしてるか聞いたところ

「ふーって息で湯気とばしながら撮ってる」

といってました。

なんと、うちわよりアナログなのでした。

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