安藤さんという職場の同僚がいる。
読者のみなさんは当然、沖縄から東京にやってきた当サイトの編集部員という認識だろうけど、僕にとっては同僚だ。
その安藤さん、ライター紹介には
「行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。」
と自分で書いている。
一緒に仕事をするまでは、それがどういう意味なのかピンとこなかったが、最近この自己紹介文がまさしく的を得ていると思うようになってきた。
その一例が、
このシーン。
駅前などの繁華街でメロン等の果物を売っているトラックを見かけることがたまにあるが、そのたびに僕はこれをいったいどんな人が買うんだろうと思っていた。
でも、安藤さんは買うのだ、これを。
しかも半額近くまで値切って。
このときはちょうどイベントの準備にカルカルへと向かう途中で、手にはたくさんの荷物を持っていたし、このあと遅くまでイベントがあるので家に帰れるのは深夜なのに。
もちろん家族のおみやげににメロンを買うすてきなお父さんなのだろうけど、なにも今、このタイミングで、しかもこの場所で、と僕は思った。
でも、「あ、メロンだ。子供が大好物なんすよ。買っちゃお。」と満面の笑みでメロンを選ぶ安藤さんを見ていると、なんだかこっちまでうれしくなってしまう。
とてもふしぎな同僚だ。




