おつはたです。忘れた頃に報告します。
去年の10月に「テルミンをとうとう作ってみた」という特集をいたしました(もうそんな前なのか・・・)。覚えておいででしょうか。
結局鳴らなかったテルミン・・・。その後、古賀さんから東京高専の小池先生をご紹介いただき、持って行って検証してもらいました。
いったんお預けし、各部の電圧を測るなどしてもらったところ・・・「いい知らせがあります」とのメールをいただき、八王子へ。なんと、1箇所だけハンダの着き具合が甘かったらしく、そこを付け直しただけで鳴るようになったのでした!
「つなぎ方や配列は問題なかったんですよ。その1箇所、そこだけだったんです」と言われたときは、ちょっと感動してしまいました。ああ、間違っていなかったんだ(いたけど)。私のしたことは、(ほぼ)あれでよかったんだ。
なんだか、数十年にわたる愛憎の果てに大団円を迎える昼のドラマのラスト、みたいでした。
ただ問題は、「音階を表現できる域が2cmくらいしかない」ってことです。その2cmの範囲で「ドレミファソラシドー」って。
今度のBBフェスタに展示しようと思いますので、テルミンとは思えないその演奏アクションの狭さをご堪能ください。




